心理カウンセラーのブログ

子どもを動かす伝え方

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 こんにちは。 

 発達障がい支援センターの真鍋良得です。

 

 発達障害がある子どもに対して注意や指示をするとき、耳から入ってくる言葉を理解しにくい子どには伝わりづらいことがあります。

 そんな時、目的や理由をわかるように説明すれば、理解してもらいやすくなります。

 食事中に席を立つ子どもに対して、「食事中に席を立ったらダメ」と怒っても、じっとしていることが苦手な子どもは、何か気になることがあると、席を立って興味の向く方に歩いて行ったりします。

 「親の言うことをちゃんと聞きなさい!」と怒っても、子どもが「席に座ったままでいなければいけない」ということを理解していなければ意味がありません。

 親にすれば、「マナーとして当然だ」とか「食べながらうろうろしていて喉に詰まってはたいへん」という理由があるかもしれません。

 そういった理由があるなら、最初にそのことを子どもに伝えて、そうすることの目的や、そうしなかったらどうなるかということをイメージできるようにしてあげれば、怒らなくても子どもは自分で適切な行動を判断できるようになります。


 親が、「子どもは親の言うことを聞くものだ」と思っているなら、その考えは一旦横に置いといて、子どもの立場に立って、どういう言い方をすれば伝わりやすいかを考えてみましょう。

 「親の言うことを聞きなさい」と言うばかりで、なぜそうする必要があるのかを伝えていないと、子どもが自分で判断する力をつけることができません。

 子どもが自ら適切な行動ができるように、親の一方的な指示ではなく、子どもが理解できるような伝え方をすることが大切です。

 
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