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発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害のわが子は見通し力がありません。
これは、発達障害のわが子の特性にもよりますが凸凹が強く、
視野が狭いために、今の目の前のことしか見えていないからです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子がお金をあるだけ使い切ることに戸惑いはありませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子が宿題をしないことに苛立ちはありませんか?
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子がゲームばかりをして何もしないことにイライラしていませんか?
発達障害のわが子がお金を持っているだけ使ってしまうのは
先の見通しができないからです。
発達障害のわが子は今、お金を全部使ってしまったら
この先欲しいものがあっても買えないという事がわかりません。
宿題やゲームも同様に先の見通しができずに、今したいことしか見れないからです。
発達障害のわが子は宿題をしなかったら、
学校で困ることなど見通しを立てて考えられないからですね。
私たち親は無意識に見通しを立てています。
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例えば、お金にしても、お給料をもらって全部使い切ると、
その後の生活に困るから今月はこれを我慢しようなど
お財布と相談しながら買い物をしますよね。
車の運転でも、信号を見ながら見通しを立てて早めにブレーキをかけたりしますよね。
このように私たち親は無意識に見通しを立てて生活しています。
見通しを立てないで、今、目の前のことしか見えなかったら後で困るからですね。
お給料をもらって、その日に全部使い切ると、
次のお給料日までお金がなく生活に困ります。
なので、見通しを立てて考えることは大切です。
発達障害のわが子は、見通しを立てて考えることは苦手です。
なので、発達障害の子どもを持つ親のあなたが意識的に伝える事が大切です。
その時の話し方は
「〇〇するとこうなる、だからこうしよう」と見通しを立てた話し方です。
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例えば、発達障害のわが子に
「今あるお金を全部使い切ると、あとで欲しいものがあっても買えないよ。
だから、お金は一度に全部使わないようにしようね」
「あとで〇〇君(ちゃん)が困らないようにしようね」というように
見通しを立てた話し方をすることです。
発達障害のわが子に「無駄使いをしない」
「お金は計画的に使いなさい」と話しても伝わりません。
発達障害のわが子にしたら、
「欲しいから買う」という意識なので
無駄使いをしているとは思っていないからですね。
なので、見通しを立てた話し方で発達障害のわが子に伝える事です。
試して下さいね。