心理カウンセラーのブログ

ルール違反を注意しただけなのに・・・

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こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。

今日は、正しいことをしているはずなのに、なぜか逆に注意をされてたり、疎んじられたりしてしまうケースのお話しです。

発達障害の中でも、自閉症スペクトラムの特徴に

・人間関係が苦手
・変化が苦手
・人の気持ちを想像することが苦手

といったものがあります。

自閉症スペクトラムの中学生のお子さんで起こりやすいトラブルに、クラスメートを注意したことが原因になることがあります。

自閉症スペクトラムの変化が苦手の例として

・校則を破ることが許せない。

・掃除をさぼることが許せない。

・約束を破る。変更されることが許せない。

・物の置き場所が勝手に変えられると許せない。  

ということがあります。

変化が苦手なお子さんは、決められた校則の中にいることで、安定が保たれているのです。

ですので、校則をやぶり、秩序を乱されると、とても不安になります。

校則は守るもの、という当たり前のことが乱されることは、自分の安定も乱されることにつながるので許せないのです。

そして、元の安定な状態に戻さなければ、と強く思います。

そうなると、厳しい口調で注意をすることになります。

この時、自閉症スペクトラムのお子さんには、自分が強く言いすぎているという思いはありません。

客観的にみても、校則を破っている子に注意をするのは、正しい行いです。

ただ、自閉症スペクトラムの子には、

・臨機応変
・融通を利かせる
・おおめにみる

ということができません。

そのため、どんな理由があろうとも、校則を破る子が悪く、安定した秩序を取り戻そうと必死になるのです。

その必死さは、クラスメートには理解ができません。

なぜそれくらいの校則違反で、そんなに怒る必要があるのだろう。
いくらなんでも、それは言い過ぎなのではないか。

と、思われてしまうのです。

そして、クラスメートから距離を置かれるようになってしまいます。

このようなトラブルを回避するためには、どうしたらよいでしょうか。

なぜ、校則違反をしてしまうのかを考えてみるのです。

例えば、廊下を走っている子がいます。

自閉症スペクトラムの子は、走ってはいけないと注意をするでしょう。

注意の仕方が、いきなり走っている子の行く手を阻み、腕を掴んで大声で怒鳴るように注意をしたらどうなるでしょう。

走っている子は、理由を告げることなく、掴まれた腕を払って、走っていくでしょう。

自閉症スペクトラムの子は、その後姿にずっと怒鳴っていることになるかもしれません。
そして、憤慨して、不安定になります。

その様子を見ていたクラスメートは、どっちもどっちだけど、そんなに怒鳴らなくてもいいのに、と思うでしょう。

では、注意の仕方を変えるとどうでしょう。

走ってはいけないよ、の一言の注意であれば、実は、後輩が怪我したから急いで先生を呼びに行かなくちゃいけないんだ。と返事がくるかもしれません。

それであれば、走らなければならない理由が分かります。

この時は、校則と人の命とどちらが大切かを考えることになります。

自閉症スペクトラムには、人の気持ちを想像することが苦手という特徴があります。

校則を破っている理由を聞いても、その気持ちが分からない場合もあるでしょう。

そんなときは、仲の良い友達や、先生、家族に教えてもらうようにしましょう。

理解できなくても、そういう風に人は思うんだ、ということを知っておくことが大切です。

1つ1つ、人の気持ちはこういうことに、こうやって動くんだ、ということを知っていきましょう。


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発達障がい支援センターの水野幸子でした。

 
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