心理カウンセラーのブログ

ADHDと子どもの忘れ物対策

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こんにちは!発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中の親のあなたは、子どもの忘れ物が多くて困っていませんか?

発達障害の中でもとりわけ、
ADHD(注意欠如・多動性障害)を持つお子さんは忘れ物が多い傾向があります。

ただ、忘れ物が多いからと言ってADHDだということではありません。忘れ物って大人もありますよね。忘れ物が多くても直すことができるなら問題ありません。ただ、なかなか忘れ物を直すことができないとADHDの可能性はあります。

子どもが忘れ物をする原因としてのADHD

ADHD(注意欠如・多動症)とは

ADHDがあると発達年齢に比べて、落ち着きがない、待てない(多動性-衝動性)、注意が持続しにくい、作業にミスが多い(不注意)といった特性があります。多動性−衝動性と不注意の両方が認められる場合も、いずれか一方が認められる場合もあります。

厚生労働省

この不注意の特性が忘れ物の主な原因です。

忘れ物が多いことで、子ども本人が困ることも多くなりますし、学校の先生に注意されることが多かったり、周りからは「だらしない」と思われてしまったりすることもあります。
そのため、子どもの性格やとらえ方によっては、
「またやってしまった」「自分はだめな人間だ」
などと自信を無くしてしまったり、自分を責めてしまったりすることにつながってしまうこともあるのです。

忘れ物が多い子どものために親ができること

子どもも、忘れものをしないように心がけているのに、どうして忘れてしまうのか困っています。

繰り返し叱られたり、注意されたりしても、不注意の特性(注意のしにくさや忘れっぽさ)自体はなかなか改善できないのです。

では、親はどんな支援ができるのでしょう。

まず覚えておいてほしいことは、親が子どもが忘れ物を学校に届けてあげたり、学校に持っていくものを親が子どもの代わりに準備してあげたりするのはよくないということです。子どもは親が助けてくれるものだと思うと、自分でやろうとしなくなって、せっかくの子どもの自立のチャンスの芽をつんでしまうことになりかねません。

だからといって放っておくといいというわけではありません。放っておいて忘れ物が治るとは限らないのです。特に、発達障害ADHDを抱えている子どもは、忘れ物以外のさまざまな面で困りごとを抱えていることもあるので、自分で改善するのは難しいので、親のサポートも必要です。

例えば、”宿題を忘れないで提出する”ということだったら、

  1. 宿題があるということを知る(連絡帳に書く)
  2. 家に帰ってから宿題があることを思い出す(連絡帳を見る)
  3. 宿題に取り組む
  4. 取り組んだ宿題を連絡袋やランドセルにしまう
  5. 学校で宿題を提出する

といったプロセスがありますね。子どもがどこの部分で躓いているか、子どもの様子をしっかりと見極めて、必要なサポートをしてあげましょう。子ども自身が試行錯誤して頑張っている様子が見られるのであれば、あまり口出ししないで見守る姿勢も大切ですね。

お子さんが大人になったときに、自立して、自分で困りごとを解決できるように、どうしても難しいことは助けを求める力も必要です。長い目で見て、子どもがどのようになると幸せに生きて行けるかを考えて、サポートしていきましょう。

 
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