心理カウンセラーのブログ

発達障害とみにくいアヒルの子

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こんにちは。発達障がい支援センター 水野幸子です。

発達障害のあなた、または、発達障害のことを調べているあなたなら、発達障害のことを、アンデルセン童話のみにくいアヒルの子に例えている文章を、読んだことがあるかもしれません。

私が読んだ時、本当にそうだな。と感動したので、こちらでお話しをしようと思います。

あなたは、アンデルセン童話のみにくいアヒルの子を知っていますか?

アヒルのひなはみんな黄色。でも、みにくいアヒルの子はみんなより大きくて灰色でした。
みにくいアヒルの子はみんなと違うため、毎日毎日イジメられました。
みにくいアヒルの子は、自分の居場所を求めて旅にでます。
旅先でも、辛い思いをして居場所をみつけることができません。
春になり、湖に白鳥が何羽も泳いでいます。
みにくアヒルの子は、あんなにキレイな鳥が仲間に入れてくれるわけがないと思います。
それでも、勇気をだして仲間に入れてください。と声を掛けにいきます。
みにくアヒルの子は、すんなりと仲間に入ることができました。
そこで初めて、美しい白鳥の姿になっている自分に気付くのです。

みにくいアヒルの子が身を置いていた環境が、発達障害のあなたや、多くの発達障害の方が置かれている環境に似ていると思いませんか。

もし、みにくいアヒルの子が、生まれた時から白鳥の中だったとしたら、いじめられることがあったでしょうか?
なかったですよね。

逆に、アヒルの子が白鳥の子の中にいたとします。
アヒルの子は、自分よりちょっと大きくてグレーの白鳥の子をいじめたでしょうか?
アヒルの子のほうが、なんでそんな色なんだ。と言われていたでしょうね。

今でこそ、発達障害の認識はだいぶ広がっていますが、まだまだなところもたくさんあります。
この社会が、まだ、定型発達に合わせて作られているからですね。

定型発達に合わせた社会のなかでも、楽しく生活されている発達障害の方も沢山いらっしゃいます。

どうして、それが出来たのか。

それは、自分の特性を生かせる場所に身を置いているからですね。

今、苦しい。と思っている発達障害のあなたは、あなたの特性を活かしきれていないのかもしれません。
あなたはまだ、アヒルの子と一緒にいるのかもしれません。
あなたの特性を探してみませんか。

発達障害のお子さんの親御さんには、お子さんの特性を伸ばして欲しいです。
苦手なことは、フォローをしてあげてください。

それが、白鳥の子を白鳥の子の中で、アヒルの子をアヒルの子の中で育てることになります。
成功体験を多くすることで、お子さんは自信を持ち、自己肯定感が高くなります。

自己肯定感が高いお子さんは、ストレスにも強くなれます。
大人になった時に、自立ができるように育っていきます。

発達障害のあなたも、
発達障害のお子さんも、その親御さんも、
みんな、白鳥なんです。

特性を生かせる場所で生活していきましょう。

それでは今日も、楽しい1日をお過ごしください。

発達障がい支援センター 水野幸子でした。

追記:勘違いがあるといけないので、念のためにお伝えします。
アヒルより白鳥の方が良い。と言っているわけではありません。
アヒルの子も、白鳥の子も、同じようにカワイイです。

 
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