心理カウンセラーのブログ

ジョハリの窓と発達障害

更新日:


こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。

あなたは、自己肯定感の低さで悩んでいませんか?

あなたは、自分には才能がないと思っていませんか?

あなたは、「ジョハリの窓」というものを聞いたことがありますか?


発達障害をお持ちの方の多くは、自己肯定感の低さや、自身の才能がわからなくて、悩んでいます。


発達障害は、見た目ではわかりにくい障害のため、定型発達の人と同じことを求められることが多いですよね。

その中で自己肯定感が下がり、自分の良さがわからなくなってしまうのです。


私自身も、発達障害と診断されていることもあり、自分の才能がわからず、自分が苦手な仕事ばかりをして、そこでまた自己肯定感を下げ、苦しんでいました。

悪循環に陥ってしまうのですね。


そこで今回は、自分自身を知るために便利な「ジョハリの窓」という考え方を紹介したいと思います。

自己肯定感を高めたい・自分の才能を知ってみたいという方は、ぜひ読んでみてくださいね。


ジョハリの窓って?

ジョハリの窓」とは、心理学者のジョセフ・ルフトさんとハリー・インガムさんが発案した、コミュニケーションにおける考え方のことです。

2人の名前の最初の2文字をとって、「ジョハリの窓」と呼ばれるようになりました。(ジャニーズの「テゴマス」みたいな感じですね!笑)


ジョハリの窓では、「人は、常に4つの窓を通して、コミュニケーションを取っている」と考えます。

その4つの窓が、以下の通りです。(クリックで拡大します)

ジョハリの窓の図 開放の窓 盲点の窓 秘密の窓 未知の窓

1.開放の窓

開放の窓とは、自分が知っている自分+他人が知っている自分の領域のことを指します。


例えば、自分が発達障害であることを知っていて、それを他人にも伝えている場合は、「発達障害の自分」というのは、開放の窓に入ります。


2.盲点の窓

盲点の窓とは、自分が知らない自分+他人が知っている自分の領域のことを指します。

あなたは、人から、「あなたってこうだよね!」と言われた時に、「えっそうかな?」と思ったことはありませんか?


例えば、スピーチをする機会があり、自分では全然うまくできなかったと思っていたのに、周りからは「堂々とやってたね!」と言われる、などです。

この時、「堂々としている自分」というのは、自分は知らずに、相手は知っている自分なので、盲点の窓に入ります。

3.秘密の窓

秘密の窓とは、自分が知っている自分+他人が知らない自分の領域のことを指します。

あなたは、人に言えない秘密ってありますか?
それが多ければ多いほど、秘密の領域は広くなっていきます。


例えば、普段は、寡黙で真面目な人として周りには見せているけれども、実は自分の中にはおちゃらけた自分もいる。ということもありますよね。

この場合、「おちゃらけた自分」というのは、秘密の窓に入ります。

4.未知の窓

未知の窓は、自分が知らない自分+他人が知らない自分の領域です。

この領域には、あなたの才能や潜在能力、他にも、傷ついた自分などが隠されています。

ジョハリの窓の考え方を知り、開放の窓を広げていくことで、ここの領域は減っていきます。


ジョハリの窓を日々のコミュニケーションに活かすには?

あなたは、発達障害の自分のことがわからないと悩んでいませんか?

あなたは、本当の自分を知りたいと思いませんか?

あなたは、発達障害のお子さんがなかなか本音を話してくれないと悩んではいませんか?


ジョハリの窓では、「開放の窓」の領域をなるべく広げる在り方を推奨しています。



そうすることで、

・自分自身の才能や可能性に気付きやすくなる。

・自分を開放できるため、ありのままの自分でいられるようになる。(=自己肯定感が高まる)

・開放的な人の前では、他の人も開放的になりやすいため、人との信頼関係を築きやすくなる

といったメリットがあります。


開放の窓の領域を広げるには?

ジョハリの窓の開放の窓を広げるイメージ


では、開放の窓を広げ、自分の才能を知ったり、自己肯定感を高めたりするには、どうしたらいいのでしょうか?

開放の窓の領域を広げる方法は、2つあります。

1、人からのフィードバックを受け取る

人からの「あなたってこうだよね!」というフィードバックを一度受け取り、考えてみるという方法です。

実際にそうかどうかは別として、まず、受け取り、考えてみるということが大切です。


例えば、「あなたっておしゃれよね!」と言われたとします。

自分では、「そんなことない!」と思ったとしても、「どんなところがおしゃれに見えたんだろう?」「おしゃれってどんなことを指すんだろう?」などと、一度考えてみるのです。

すると、自分の持っている価値観や考え方の理解につながり、盲点となる部分が減っていくのです。


このように、実際にそうかどうかは別として、人からのフィードバックを一度受け取り、考えてみることが、開放の窓の領域を広げるのに役立ちます。

2、本当の自分を出していく

もう1つの方法が、本当の自分を出すという方法です。

「本当の自分を出す」と聞くと、最初は怖いこともあるかもしれませんね。

やはり、過去に失敗したことがあったり、嫌な目にあったりしたこともあると思います。
発達障害の方は特に、その経験が多い傾向にありますよね。


しかし、無理なく少しずつでいいので、出していくことが、開放の窓の領域を広げるのに役立ちます。
そして、自分自身も楽になっていくのです。


例えば、自分が過去にいじめにあっていたことを、なかなか言えなかったとします。
この場合、秘密の領域は増えていきますよね。

でも、少しずつでいいので、人に、いじめにあっていたことを伝えていくとします。
すると、徐々に秘密の部分が減っていき、ありのままの自分を肯定できるようになっていくのです。

この2つの方法を実践していくことで、未知の領域が減り、あなたは自分の才能に気付き、そのままの自分を肯定して生きていくことが、少しずつできるようになっていきますよ。


ただし、注意点が…

ここで気をつけていただきたいのが、誰の前でも開放の窓の領域を広げてしまうのは少し危険というお話です。


例えば、平気で人を傷つけるような人の前で、開放の窓の領域を広げてしまうと、あなた自身が余計に傷ついてしまうことがあります。

なので、開放の窓の領域を広げる時は、担当の心理カウンセラーなど、あなたが信頼できると思える人の前で、まずはやってみましょう。


そうすることで、徐々に、自己理解が高まっていき、才能が発見できたり、本当の自分を愛していけるようになったりしていきますよ。


ということで、今日は、ジョハリの窓という考え方をお話させていただきました。


この考え方は、発達障害の方、そして発達障害のお子さんを持つ親御さんには、特に意識していただきたい考え方です。


ぜひ、参考にしていただければと思います。

 
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