
~発達障害があって生きづらさを感じているあなたへ~
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「私、なんだかみんなと違う気がする…」
「どうしてうまくできないんだろう…」
そんなふうに、自分を責めたり、落ち込んだりしていませんか?
発達障害があると、周りの人たちと「感じ方」「考え方」「行動の仕方」が違うことが多く、そのことで生きづらさを感じやすくなります。
でも、ちょっと考え方を変えるだけで、心がふっと軽くなることもあるんです。
今日は「私は普通じゃない?」と感じるあなたに、知っておいてほしい大切なことをお伝えします。
1. 「普通」って、本当にあるの?
まず知っておいてほしいのは、「普通」というものに、実は正解はないということです。
「普通」は人それぞれ。ある人にとっては当たり前のことが、別の人には難しかったり、逆に簡単だったりします。
誰かの「普通」と、あなたの「普通」が違うのは、あたりまえのこと。
だから、他の人と自分を比べて「私はおかしい」「できない」と思わなくて大丈夫です。
2. 生きづらさは「違い」から生まれる
発達障害があると、音に敏感だったり、人の気持ちがわかりにくかったり、こだわりが強かったりします。
それは、あなたが「悪い」わけではなく、脳の働き方がちょっと違うだけ。
世の中の多くの仕組みは「多数派」に合わせて作られています。 だから「違い」が生きづらさになってしまうんです。
でも、その「違い」は、見方を変えれば、あなたの「強み」や「才能」にもなります。
3. 無理に「普通」になろうとしなくていい
あなたが「普通」になろうと頑張りすぎると、心も体も疲れてしまいます。
大事なのは、
🌱 あなたの「できること」を大切にすること。
苦手なことは「工夫」や「サポート」を借りること。
そして「自分はこれでいい」と認めてあげること。
周りの人と違ってもいい。
あなたのペースで、あなたらしく生きることが何より大切です。
4. 「助けを求めること」は恥ずかしいことじゃない
生きづらさを感じたとき、自分ひとりで抱え込まないでください。
・家族や友人に話してみる
・専門家に相談してみる
・支援制度やカウンセリングを利用してみる
誰かに助けてもらうことは、決して「弱いこと」ではありません。
人は誰でも、誰かの力を借りながら生きています。
5. あなたはあなたのままで、しあわせになれる
あなたが「普通じゃないかも…」と感じるその個性こそが、あなたにしかない大切なものです。
苦手があってもいい。
失敗してもいい。
あなたはあなたのままで、しあわせになる価値があります。
しんどくなったら、立ち止まって深呼吸してみてください。
そして「自分はこれでいい」と、やさしく声をかけてあげてください。
あなたの「ちょっと違う」は、きっと誰かの役に立つ日がきます。
どうか、自分を大切にして生きていってほしいと思います。