
今日は、ありがとうをたくさん言えたの、いいね。
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、自分に自信を持てていますか?
発達障害の特性で、子どもの頃から周りの子と同じように行動ができなかったことがありましたよね。
発達障害のあなたは、あなたなりに頑張っているにも関わらず、親や先生、大人から注意されて、怒られて、辛い思いをしてきましたよね。
・どうしてあなたはできないの
・どうしてみんなと同じようにできないの
・もう〇歳なのに、なぜこれができないの
・ちゃんとやりなさい
・同じことを何回言わせるの
・いい加減にしなさい
などなど、色々なことを言われてきましたよね。
これが毎日となれば、幼いあなたの心は傷つきます。
・自分はダメな人間なんだ
・自分には価値が無い
と思ってしまいますよね。
自分はダメで価値がない、と思えば、自信は持てませんよね。
親御さんの言葉で、幼い頃のあなたは傷ついたかもしれません。
親御さんに悪気があったのではないのです。
親御さんはあなたのことを愛しているからこそ、心配していたのです。
なんとかしようとしてくれていたのです。
ただ、親御さんがあなたのためにとしていたことが、発達障害のあなたのして欲しいことと、ズレがあったのですね。
それで、親御さんは傷つけるつもりはなかったのに、発達障害のあなたは傷ついていたのです。
子どの頃に自信を失ったあなたは、今日まで、何度も何度も
・自分はダメなんだ
・自分は価値がない
と、思ってきましたよね。
発達障害のあなたは、知らず知らずに、自分で自分を否定してきているのです。
自分で自分を否定する思考癖を変えていきませんか?
自分を否定するのではなく、自分のことを褒めるのです。
発達障害のあなたは、誰かに褒めて欲しいと思っていますよね。
誰かに求めるよりも、自分で自分を褒めませんか?
自分で自分を褒めることは、毎日、何回でもできます。
自分には褒めることなんてない、と思うかもしれません。
それは、発達障害のあなたが、自分を否定することに意識を向けてきているからです。
きっと、発達障害のあなたは、自分を否定することならいくつでも出てくるでしょう。
なぜなら、幼い頃からずっと、自分のダメなことを見つけていたからです。探していたからです。
これからは、良いところを見て、褒めていきましょう。
ダメなことをずっとやってきたのですから、良いことを褒めていくこともできますよ。
ただ、意識してみるところをかえればいいのです。
頭の中で考えるだけではなく、ノートなどにメモをしていきましょう。
1日1個褒めれば、10日で10個褒めることがあったということです。
これを毎日続ければ、褒めることがこんなにあるんだ!と分かりますよね。
褒めることはなんでもいいのです。
・朝、アラームで目を覚ますことができた
・朝ごはんを食べた
・挨拶をした
・花がキレイだと感じた
そんなこと?と思いましたか?
なんでもいいのです。
発達障害のあなたが、自分のことを褒めるのです。
誰かに、そんなことも褒めるの?と聞かれることはありません。言われることもありません。
安心して、自分のことを思いっきり褒めてください。
自分には、こんなにたくさんいいところがあるんだ、と自覚をしていってくださいね。
自覚ができていけば、自信を取り戻すことができます。
そうすれば、自信が持てなくてつらい、という幼い頃からの苦しさから解き放たれますよ。
発達障害のあなたが、誰にも相談できずに苦しんでいるのなら、相談できる人を探してください。
発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでもあなたに寄り添うことを、覚えておいてくださいね。