心理カウンセラーのブログ

観念をゆるめよう

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こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。

発達障害のあなたは、毎日どんな感情を持って過ごしていますか。

人の感情には色々あります。
簡単に言えば、喜怒哀楽ですね。

同じ出来事があり、おなじように喜んでいても、人によって感じ方は違います。
それは、人それぞれの観念(主観的価値観)があるからです。

例えば、ここに映画のチケットの招待券があります。

花子さんと太郎さんは、そのチケットをもらいました。2人とも映画のチケットがもらえたと喜んでいます。

封筒を開けて、どんな映画なのか確認をしました。

太郎さんは大喜び!
花子さんはイヤな顔をしています。太郎さんにチケットを上げました。

どうしてこのような違いが起こるのか。

それは、花子さんと太郎さんの観念が違うからです。

そのチケットは、ホラー映画のチケットでした。

太郎さんはホラー映画が大好きだから大喜びをしたのです。
花子さんは、ホラー映画は苦手だから、チケットを見ただけでイヤだという表情をして、太郎さんにチケットを上げだのです。

同じ出来事が起こっても、観念(主観的価値観)で、人の感情、行動は変わっていくのですね。

つまり、人の言葉や行動は、その人感情や思考から生まれてくるのです。
そして、その感情や思考は、その人の観念から生まれてくるのです。

その流れをまとめると、

観念 → 感情 → 思考 → 言葉 → 行動 

と表すことができます。そしてこれを、観念の法則と言います。

発達障害のあなたは、1日を振り返ってどんな感情が生まれていましたか。

もし、24時間のなかで、辛い、悲しい、苦しいという感情が多いのなら、観念をゆるめていくと、毎日の生活が楽になっていきますよ。

例えば、

Aさんはいつも、何もない平なところでつまずきます。自分で閉めているドアに足を挟んだり。よけて通ったつもりなのに、ドアに腕をぶつけたり。そのたびに、イタッ!と声を上げています。

そんなAさんを見ている人は、また何かしてるなと笑っています。あきれている人もいます。いつものことすぎてなんの反応もしない人もいます。

Aさんに「恥をかいてはいけない」という観念があれば、Aさんがよくやってしまっていることは、Aさんの感情をかき乱します。

また、つまずいてしまった。だから笑われた。
また、足を挟んでしまった。失笑されている。
また、ドアにぶつけてしまった。あきれられている。

どうしよう、なんで私はこんなんなんだろう。
こんな自分はイヤだ。
私ってダメな人間なんだ。

と、ネガティブなことを考え、つらい時間を過ごすことになるのです。

ですが、Aさんに「恥をかいてはいけない」という観念がなければ、

も~、またやっちゃったと言いながら、自分でも笑っているでしょう。
そして、そのあとにも感情が動いていることはないのです。

観念があるかないかで、Aさんの1日の感情の動きがまったく違っていますよね。

発達障害のあなたは、
「恥をかいてはいけない」という観念を持っているAさんと、観念を持っていないAさん、どちらのAさんがいいですか?

「恥をかいてはいけない」という観念を持っていないAさんがいいですよね。

観念は感情が動いたところにあります。
まずは、感情が動いたということに、気づいていくようになりましょう。

観念については、発達障がい支援センターのこの”心理カウンセラーのブログ”の中でも沢山話をしています。
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観念を緩めたいけど、1人では分からないなと思ったあなたは、発達障がい支援センターの心理カウンセラーがいつでも寄り添いうことを、覚えておいてくださいね。

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