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こんにちは。発達障がい支援センター 水野幸子です。
発達障害のあなたは、何かと無理をしていませんか。
子どもの頃から理由がわからないけど
・怒られる
・悪いと言われる
・違うと言われる
・なぜ出来ないのと言われる
といったことが、沢山あったのではないでしょうか。
そんな中で、発達障害のあなはた、あなたなりに工夫をしてきたと思います。
それは、その場に適応することです。
適応するために発達障害のあなたがしてきたことは、
我慢 です。
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発達障害のあなたが、本当はゆっくり本を読んでいたかったとします。
そんな時に、周りの人に、一緒にお茶をしよう、と誘われました。
あなたは、みんなとお茶をするよりも、一人で本を読んでいたいと思いました。
でも、子どもの頃に怒られたことを思い出します。
親や先生に周りに合わせることが大事だと言われたことを思いだします。
自分のやりたいことを我慢して、周りに合わせると、怒られなくなった経験があります。
発達障害のあなたは、一人で本を読んでいたいのに、みんなとお茶をすることを選ぶのです。
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発達障害のあなたは、あなたのやりたいことを我慢しながら、こだわりを持っていませんか?
それは、
親や先生に言われたことは守らなければならない。という義務感を抱いている。
なんとしてでもやらなければと、無理をしている。
やらなければならないと、やることにこだわりを持っている。
ということはありませんか?
我慢とこだわり
発達障害のあなたがやりたいことを我慢して、教えられたことをやらなければとこだわって行動したとき。
発達障害のあなたの心はどんな状態なのでしょうか?
私は何をしているのだろう。
ここにいるのつらいな。
この話し、興味ないな。
やりたいことは違うことなんだけどな。
ここで、あわせないと、私は認めてもらえない。
と、思っていませんか?
発達障害のあなたは、無理をしています。
無理をしすぎています。
適応しなければ、と言う思いで自分を押し殺し、無理をしすぎている状態を、
過剰適応
と言います。
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過剰適応を続けていると、心身への負担は相当なものになっています。
それは、うつなどの二次障害を引き起こす可能性が高くなっている状態なのです。
過剰適応をしている発達障害のあなたに大切なことは、あなた自身をもっともっと大切にすることです。
自分自身を大切にするってどういうことだろう。と思いましたか?
それは、自分軸で生きると言うこと。
自分軸とは、自分の気持ちを軸(中心)にして生きるということです。
過剰適応をしているあなたは、周り(他人)に合わせた生き方をしてきました。
過剰適応しているあなたは、他人軸で生きてきたとになります。
今まで、過剰適応の他人軸で生きてきたあたなには、自分軸が分からないかもしれませんね。
それは、わがままになれってことですか?と思われているかもしれませんね。
自分軸とは、自分と同じくらいに人を大切にする、という意味です。
今までのあなたは、自分をないがしろにして、人の考えに合わせてきましたね。
これからは、自分の気持ちをまず大切にしましょう。
そして、自分を大切にするのと同じように周りの人も大切にしましょう。
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発達障害のお子さんをお持ちの親御さんは、発達障害のお子さんに、周りに合わせることを知らず知らずのうちに求めていませんか?
一度、お子さんとゆっくり話してみてください。
過剰適応する理由には
親や先生が一般常識に合わせようと無理をしている。
本人が、親や先生に答えようと、無理をしている。
という側面があります。
発達障害のお子さんの特性を配慮してあげること。
これが一番、発達障害のお子さんも、親御さんも笑顔でいられる方法です。
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自分の気持ちが分からない。
自分軸が分からない。というあなた。
発達障害のお子さんが、過剰適応になっているか分からないと思った親御さん。
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それでは、今日も楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター 水野幸子でした。