こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。
寒くなってきましたね。もう雪が降っている地域も増えているのではないでしょうか。
冬は寒くて、なかなか外に出られず、発達障害の子どもも、部屋にいる機会が増えますよね。
・家に居るとやることがなく、落ち着かない
・ゲームや読書など、身体を動かさない姿勢が増え、姿勢の悪化につながりやすい
こんな困りごとも増えてくるかも知れません。
今日は、そんな困りごとを解決するための、室内トレーニングをいくつか紹介したいと思います。
発達障害の子どもと家でできるトレーニング①筋トレ
これは、発達障害の方に限らず、定番のものですね。
腕立て伏せ・腹筋・背筋・プランク・ペットボトルをダンベル代わりに使うなどして、できる範囲でやってみましょう。
姿勢の改善や、肩こり・首こり、疲れやすさの緩和につながります。
発達障害の子どもと家でできるトレーニング②足指じゃんけん
グー:足指をすべて内側に曲げる
チョキ:親指だけを立てる
パー:足指をすべて開く
この3つでじゃんけんをします。
協調運動のトレーニングになりますし、血行促進にもつながり、寒い冬におすすめです。
靴下をはいていてもできますので、ぜひ遊び感覚でやってみてくださいね。
発達障害の子どもと家でできるトレーニング③ダンスやヨガなど、動き・ポーズを真似るもの
流行りの歌でも、子どもができるダンスが取り入れられているものがありますよね。
例:Foorinの「パプリカ」など。
子ども向けの歌でなくても、ダンスがついている音楽もいっぱいあります。
それらのダンスビデオをYouTubeで流し、それに合わせて踊るというのもおすすめです。
協調運動のトレーニングになりますし、見る+真似て踊る+歌も入れば、ワーキングメモリのトレーニングになります。
トレーニング実施する上でめちゃくちゃ大事なこと
今日は、冬にこそやりたい、「発達障害の子どもと家でできるトレーニング」を3つ紹介しました。
実は、これを実践する上でめちゃくちゃ大事なことがあります。
それは、「親であるあなたが、家で楽しくトレーニングするお手本を見せてあげること」です。
親であるあなたが、「身体動かしたくないけど、やらなくちゃ…」と嫌々やったり、嫌々子どもに強要したりしていると、子どももそれを察知し、やりたがらないことがあります。
無理して楽しむ必要はありませんが、親のあなたが、自分が楽しいトレーニングを家でやっていれば、子どもも自然と真似たくなっていきます。
なので、ぜひ、親であるあなたが、家で楽しめるトレーニングを見つけてみてください。
忙しくてそんな暇はない!と思うかもしれませんが、人間、常に忙しく動き回ることはできませんし、休むこと・身体を整えておくことを教えてあげることも意外と大切です。
私も、元々運動が好きではありませんでしたし、仕事や勉強だけが大事!と思っていましたが、ヨガを始めてからは、緩急がつけられるようになり、仕事への集中力も上がりました^^
ということで、ぜひ、親子でトレーニング、やってみてくださいね♪
以上、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。