心理カウンセラーのブログ

発達障害 観念から生まれる感情、思考について

更新日:

こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。

発達障害の特性を持っていると、観念つまり思い込みが激しい場合が
多いです。

観念に気づくとき

観念とは、主観的な物事のと捉え方でしたね。


主観的に捉えて、絶対にそれが正しいと思い込んでいる状態です。

本人にとっては当たり前のことで普段は気づかないです。

どんな時に気づくことができるか?

イライラした時です。

出来事⇒(観念)⇒感情⇒思考⇒言葉、行動⇒結果⇒人生

となっているので、感情がイライラすると、観念を見つけることができます。

あなたが少々太っていたとして、「太った?」と言われるとイライラしますよね。「太っていてはいけない」という観念があるからです。

海外で太っている方がモテる国だと、太っていてはいけないという観念がある人は少ないので、「太った?」と聞かれたら、喜ぶでしょう。

これも観念ですね。「太っている方がいい」という。

観念によって、イライラしたり喜んだり感情が動くので、感情が動いた時が、観念を見つけるチャンスです。

観念によって感情が湧いて、感情から思考が生まれます。

思考とは何でしょうか?

思考とは考えることですね。つまり、出来事に対する解釈です。

解釈の仕方が観念によって変わってくるということです。

「太ってはいけない」という観念があると、イライラして、「太った?」と言われた出来事に対して、「嫌なこと言われた」という解釈になります。


そして、さらに思考が進んでいって、「私はみんな太っていると馬鹿にされているのではないか?」と想像しているかもしれません。

「太っている方がいい」という観念があると、うれしくて、「嬉しいことを言ってくれる」という解釈になります。


そして、さらに思考が進んでいき、「私はみんなからよく思われているかも」と想像しているかもしれません。

頭の中は、出来事、感情、思考、想像が整理されず混乱しているかもしれません。発達障害の方は特に、混乱しています。

頭の中で考えていることは、出来事なのか、感情なのか、思考なのか、想像なのかはっきりさせることをおすすめします。

そうすると、頭の中が整理されて、すっきりしますよ。

 
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