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発達障がい支援センター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。
発達障害のあなたは、
運動をするのが好きですか?
発達障害のあなたは
筋肉の7割が下半身にあるのを
ご存知でしょうか?
一日のエネルギーの4割は
脳のために使っています。
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なぜなら
発達障害のあなたの習慣、
そして体内の循環機能全ての
ほとんどを、脳が司令塔になって
動かしてくれているのですよ。
下半身の筋力が衰えると
脳で使うためのエネルギーを
身体に使ってしまいます。
すると、
・記憶力の低下
・感情のコントロールをし辛い
・集中力の低下…
など、本来の力を
発揮できなくなってしまいますので、
日頃から運動することを心がけてくださいね。
![](https://www.skill-t.org/wp-content/uploads/2021/02/4001234_s.jpg)
私は毎朝、
ウォーキングをしています。
最近は日が昇るのも早くなってきたので、
歩き始めは暗闇の中なのですが、
途中から東の空が明るくなってきて
幻想的な空間を味わうのが
とても好きです。
![](https://www.skill-t.org/wp-content/uploads/2021/02/4402796_s.jpg)
今日は、仕事がお休みの日で
少し寝坊をしてしまったのですが、
自宅から一番近いいつもの運動公園で
長めに歩くことにしました。
日はすっかり昇り、
広場でサッカーを楽しむ少年たち、
野球場から聴こえる掛け声、
犬を散歩する人、
遊具で遊ぶ子供たち…
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それぞれの空間で、
それぞれの時間を共有して
楽しんでいました。
途中、男女一組が、
ぴったりと寄り添って
ジョギングしているのが見えました。
よく見ると、
互いに短いロープを掴んで
繋がっていました。
ブラインドマラソンの練習でしょうか?
男性が先頭を走り、
女性が短いロープが張らない程度に
男性を気づかいながら、
時々声をかけて伴走をしていました。
ブラインドマラソンとは
視覚障害者が参加できるマラソンのことで、
目が見える程度によってクラス分けされ、
伴走する人がいる方は、
二人三脚で息を合わせるのが必要になります。
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その2人を見ていると、
笑顔で話しながら、
とても楽しそうに走っているのを観て、
「なんて素敵な時間を共有しているんだろう」
と思いました。
![](https://www.skill-t.org/wp-content/uploads/2021/02/777616_s.jpg)
身体も心も、
バリア(障壁)がフリーになっていて、
私には、2人の間に絆が見えていました。
発達障害のあなたは、
心のバリア(障壁)を
フリーにしていますか?
自分は発達障害なのだから
わかってもらえないと
壁を作ってはいないでしょうか?
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厚生労働省の調査では、
視覚障害のある方は、31万人(2006年)
発達障害と診断された方は、48万人(2018年)
いるそうです。
発達障害の方は、
15人に1人いるのですが、
学校でいうと、
1クラスあたり2、3人はいることになりますね。
社会はおおよそ一般的な調和を重視して
14人の意見を聞いてしまいがちなのですが、
これからの10年は、その業務のほとんどが
AIの発展により、
とって変わろうとしているのです。
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これからは、個性の時代です。
発達障害のあなたも
好きなもの、嫌いなものは
同じでなくてもいいのです。
発達障害のあなたが
できること、できないことは
同じでないから協力できるのです。
互いに協力できることこそ、
強力な信頼関係や絆が生まれるのです。
同じでいなければ生きていけないのは、
AIだけでいいのです。
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たとえ叱られても、
発達障害のあなたが好きでしたら
続ければいいのです。
なぜなら、
人生は楽しむためにあるのですから。
発達障害のあなたが叱られた時、
自分を責めてはいけません。
かといって、
相手も責めてはいけないのです。
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叱られた事柄だけを
見つめることが大切なのです。
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なぜなら、
自分を責めても
相手を責めても
何も解決することはないのですから。
解決できる方法を
一緒に探せばいいのです。
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それが、信頼関係というものです。
それが、絆というものです。
誰にでも、才能はあります。
それに気づくか気づかないかは、
本当の自分を知らないからなのです。
それに気づく方法はあります。
それは、心をオープンにして
興味があることをやってみることです。
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やってみなければ、
好きか嫌いかはわかりませんよね。
このケーキはとても美味しいよと言われても
実際食べてみなければ、
わからないですよね。
もしかしたら、
しょっぱいかもしれませんよ。
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それも、経験です。
経験することは、
これからの人生を豊かにしてくれるのです。
発達障害のあなたは、
アメリカの発達心理学者の
ハワード・ガードナーという方を
ご存知でしょうか?
人間の知能はIQでは計り知れない知能を持っている、
そのことを「多重知能理論」で提唱しました。
例えば、
メジャーリーグの大谷翔平選手と、
将棋棋士の藤井聡太さんとでは、
IQでは比べられるものではありませんよね。
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それぞれの、異なる能力を
発揮しているだけなのです。
このように、人間の知能は1つに限らず、
色々なものが組み合わさって、
自分の優れているところ、
苦手なところを知ることに
目を向けることが大切なのです。
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その知能理論は今でも研究が続いており、
1984年当時8つの理論とされていたのが、
最近9つ目の理論が追加されたそうです。
それは、
1.言語的知能
2.論理数学的知能
3.音楽的知能
4.身体運動的知能
5.空間的知能
6.対人的知能
7.内省的知能
8. 博物的知能
9. 霊的知能
発達障害のあなたがもし、
興味があるのでしたら、
こちらで診断をしてみるのも
いいかもしれませんね。
最後に、
ハワード・ガードナーからの
メッセージを聴いてくださいね。
才能を知ることはいいことです。
けれども、
それで終わりではない。
肝心なのは、
その才能を社会に
そして自分の付加価値として、
どれだけ奉仕できるのかが重要なのです。
発達障害のあなたも、
そろそろ心のバリア(障壁)を
フリーにしませんか?
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果たして、その先には…