発達障がい支援センターの宮田武志です。

発達障害を持つ人の中には『行動を途中でやめられない』という特性がある人が多くいます。
例えば、テレビ視聴やゲームを始めると途中でやめられないというものです。
しかし、これは発達障害がない人でも見られやすいですよね。
特性がない人は「このくらいでやめられる」「そろそろやめた方がいいかな」と周囲の状況に自分を合わせる感覚があるのです。
つまり、いつかは自らやめるのです。
しかし特性がある発達障害の人たちはその感覚がありません。
一度始めてしまえば本人が納得するまでずっと続けていきます。
つまり、周囲の意見や状況の影響を受けないのです。
これは決して周囲を無視したり、周囲に抵抗しているわけではありません。
自分の世界を貫いているのです。
「やめる」という判断基準が「そろそろいいだろう」とか「これくらいで大丈夫」というものではないのです。
周囲の人たちはこの特性を十分に理解したり、受け入れたりすることが必要になります。
子どもが何を考えているのかわからないとき…
自分とその人の感覚のズレに気づくことが必要
です。
だからといって、途中でやめられない人をただ待つだけでいる必要はありません。
双方の折り合いをつけるためには
・ 相手の思っていることや考えていることを想像する
・ 何を終わりとして意識しているのかを本人に尋ねる
・ 本人が区切りをつけやすい環境や選択肢を整える
このような意識や手立てを周囲が持つことで無用なトラブルに発展することを防げる場合が多くなります。
そのためにも、先ずは感覚のズレに気づくことが大切です。
そして、それを受け止めることです。
それができれば、特性を持つ人もその周囲も自然とストレスが減り、関わることがスムーズになるでしょう。
ではまた!次回のブログでお会いしましょう。
