心理カウンセラーのブログ

うれしいほめかた

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 発達障がい支援センター
 真鍋良得(まなべりょうえ)です。

 発達障害がある子供に対しては、ほめることよりは大事ですが、それ以上に共感することが大事です。

 日頃から他の子と比較したり、子供だからと見下すような気持ちがあると、ほめたとしても子供はその言葉を受け取ることができなかったりバカにされたと感じることすらあります。


 発達障害がある子供は周りの子と比較すると、「できない」ことが多く、「できる」ことはずば抜けてできるということがあります。

 親が普段からできないことをなんとかできるようにと他の子と比較してできないことを指摘することが多いと、子供は「自分はダメな子なんだ」と思うようになります。

 他の子と比較して子供を普通の子にさせようする親は、優れた点を見つけると「まだ小学生なのにこんなことできるの!すごい!」と言ったほめ方をして喜ぶことがあります。

 これを聞いた子供は、「子供だと思ってバカにしてる。もっとできる人はいっぱいいる。これができたところで自分はダメな人間なんだから意味がない」という風に受け止めて、怒りを覚えることすらあります。

 
 いつもテストの点が50点くらいの子が80点を取って親からほめられても、それまで50点しか取れないことを怒られ、○○さんはいつも80点以上なのにあんたも頑張りなさいなどと言われていると、「もっといい点を取っている子がいるのに自分は80点しか取れていない」と考えて、ほめられても全然うれしくありません。

 日頃から他者と比較せず、できてもできなくてもその時の子供の状況を思いやり、共感してあげることができていれば、子供はほめ言葉を素直に受け取ることができます。

 

 

 
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