発達障がい支援センターの宮田武志です。

「共感する」とは下のどちらの言動が当てはまるか分かりますか?
1、私もそう思うよ。
2、あなたはそう感じたんだね。
答えは 2の「あなたはそう感じたんだね。」です。
共感とは相手の気持ちに寄り添う(否定せずに受け止める)行動を指します。
1は同調という行動であり、相手の気持ちと自分の気持ちが同じになる行動です。
同調を繰り返すと偏った気持ちを強化してしまいます。
また、同調できない場合は相手の気持ちを否定してしまうことに繋がりかねません。
自分と相手は違う人間であり、すべてが同じ気持ちになることはありません。
つまり、同調する・させるという行動に固執すると両者はそのうち否定しあう関係になってしまうことがあるのです。
その反面、共感は相手の気持ちを否定することがありません。
そして、自分と相手の違いも明確なので両者が互いの感情に巻き込まれることもありません。
それでも共感は双方の安心感や冷静さを損なうことがなく、両者の相互理解を深めていきます。
発達障害の特性と向き合う際は共感するスキルがとても役に立ちます。
一つひとつに同調することはできなくても共感することはできます。
そして、その関係性が発達障害の特性を良い方向に導くための基盤となるのです。
共感のスキルを身に付けて相手との信頼関係を深めていくことを心がけていきましょう。
日常で何気なく交わしてきた会話に共感という意識をほんの少し織り交ぜてみてください。
相手の気持ちを否定せずに受け止めるのです。
無理やり相手の気持ちと同じになる必要はありません。(また相手にそれを求める必要もありません。)
驚くほどに相手との信頼関係が深まりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ではまた!次回のブログでお会いしましょう。
