心理カウンセラーのブログ

発達障害 会話の練習法

更新日:

こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

子育て中のあなたは、わが子がコミュニケーションが苦手だと気になることはありませんか?


・わが子は、思っていることを言葉にするのが苦手なのではないか?
・わが子は、言葉の意味を理解していなかったり、言葉の意味をまちがえて使っているところがあるので気になる
・わが子は、相手の話はあまり聞かずに、自分が好きなことを一方的に話していることがよくある
・わが子は、言葉の裏を読むことが苦手そう
・わが子は、相手の言ったことの中で、自分の気になった部分にこだわってしまうことがある

上記のようにコミュニケーションの方法の独特なところがあるお子さんは、発達障害の傾向があるのかもしれません。

発達障害の方はコミュニケ―ションが苦手なことがあります。

コミュニケーションで一番大切なのは、会話のキャッチボールです。

コミュニケーションが苦手な発達障害の方は、会話がキャッチボールになかなかなりません。

定型発達の方は会話のキャッチボールを楽しむことで、相手と仲よくなったり、その会話自体を楽しむこ とを目的としているところがあります。

それに対して発達障害の方は、話の内容について、深く掘り下げていったり、事実関係が正しいかまちがっていないかについて話をしたりすることが目的になりがちなことがあります。

つまり、会話の目的がちがうことで生じるズレがあるので、どこか会話がギクシャクしたり、かみ合わなかったりということが起きてくることがあります。

会話のキャッチボールの練習方法

わが子が、会話が苦手そうだな、と感じたら、実際にボールを使って会話のキャッチボールの練習をしてみましょう。(ボールでもおかしでもなんでもいいですよ。)

まず、『ボールを持っている人が話す』というルールを作ります。

ボールを相手にポンと投げて、受け取った相手側が話す。
     ⇓
相手も話し終わったらポンと投げて、受け取った自分が話す。
     ⇓
自分も話し終わったら・・・
     ・
     ・

という感じで続けていきます。家でも簡単にできる方法なので、やってみてくださいね。

ただ、1時間でもず~っとしゃべり続けている子どもだと、永遠にボールをパスしてきません。

そんな時は、無理に話を中断させようとしないでくださいね。子どもの話の内容に質問するといいですよ。質問するときに守らなくてはいけないことは、

・相手の話をじゃましない
・話を変えない
・1分も2分も長い時間かけないで質問する

ということです。ここに気をつけて質問していくと、子どもの自尊心を傷つけることなく、満足感も得られるので、会話によるコミュニケーションがだんだんと上達していきますよ。

 
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