心理カウンセラーのブログ

発達障害と完璧主義。完璧主義の原因を考えてみよう。

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こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。


突然ですが、発達障害のあなたは、

完璧主義で悩んでいませんか?

できない可能性があるものは、やらないようにしていませんか?

課題などを、なかなか期日までに提出できないことはありませんか?


発達障害の方の中には、完璧主義で苦しんでしまう方が多くいます。

絶対に100点が取れるものしかやりたくない!
できなそうなものは最初からやらない!

など、完璧主義だと、いつも、0か100か?で考え、無気力に陥りやすくなります。


こうなると、辛いですよね。

でも、完璧主義をやめることもできない…まさに負のループです。

例に漏れず、私も昔は完璧主義だったので、その苦しさもよくわかります。


そこで今回は、発達障害と完璧主義をテーマに、解説していこうと思います。

完璧主義が絶対に悪いわけではない

「完璧主義は良くない」・「完璧主義は直さなくてはいけない」といったイメージを持っている方もいらっしゃいますが、完璧主義が絶対に悪いわけではありません。

なぜなら、一つ一つ丁寧に、完璧を求めて何かをやっていく作業が必要なこともあるからです。

例として、乗り物の点検などの仕事は、完璧にやる必要がありますよね。


ただ、その完璧主義で生きるのが苦しくなっているようでしたら、変えていくことをおすすめします。

完璧主義のせいで、やりたいことに踏み出せない。

完璧主義のせいで、仕事に手がつけられない。

このような場合ですね。


完璧主義の原因

では、何が原因で、完璧主義になってしまうのでしょうか?


完璧主義の原因は、人それぞれ異なります。


まずは、完璧にできないことに対して、あなたは何を恐れているのか、明確にしてみましょう。

完璧にできなかったら、あなたはどうなると思いますか?

完璧にできなかったら、どんなことが起こると思いますか?

そこに、完璧主義の原因が隠れています。


例えば、かつての私だったら、完璧にできなかったら、人から認められない・人から嫌われると思っていました。

昔、そういうことがあったからです。

またそうなったら、怖い。そうなってしまったら、辛い。

だから、そうならないためにも、完璧にできない限りやらない・完璧にできるまで体を壊してでも努力するといった方法を取っていたのです。


他にも、完璧にできなかったら、自信がなくなる・仕事をクビになるといった理由の方もいらっしゃいます。


ここで、大切なのは、その恐れが果たして本当にそうなのか?をよく考えていくことです。

完璧でない人は、絶対に人から認められないのだろうか?
完璧でない人は、絶対に人から嫌われるのだろうか?
完璧でない人は、絶対に自信がないのだろうか?
完璧でない人は、絶対に仕事をクビになるのだろうか?……

なるべく客観的な視点で、考えてみるのです。


すると、意外と、完璧でなくても、
そんなあなたが好きだよと認める人はいるし、
絶対に嫌われるわけでもないし、
自信をなくすわけでもないし、
クビになるわけではない、
と気付けるようになってきます。

完璧であることと今ある恐れは、意外と関連性がなかった!となるのですね。


最初はピンと来ないかもしれませんが、心理療法をやっていく中で、徐々に、このことに気付けるようになっていきます。


発達障害と完璧主義


特性によっても異なりますが、発達障害のある方は、完璧主義になりやすいと言われています。


例えば、発達障害の方は、特性により、失敗経験が多い傾向にあります。

その中で、人に怒られたり、からかわれたりしたことから、失敗が恐くなってしまう。

そして、失敗しないために、完璧主義になる方もいます。



他にも、発達障害の方は、得意・不得意の差が大きい傾向にあります。

周りからは、不得意なものに関しても、得意なものと同じようにできるように求められることもありますよね。
(特にグレーゾーンの方はこのような経験が多いです)

その中で、不得意なものもできるようにならなければ…と自分を追い込み、完璧主義になる方もいます。


他にも、多角的に考えるのが苦手で、こだわりの強さから、完璧主義になる方もいます。


他にもたくさんの事例がありますが、このように、発達障害の方は、特性やそれに伴う経験によって、完璧主義になりやすいのです。


本当の目的に気付こう


完璧主義を克服するためには、本当の目的に気付くことも大切です。


なぜ、あなたは、今、目の前のことに対して完璧主義になっているのでしょうか?


目の前の仕事に対して完璧主義になっている場合を例にして、お話しますね。

少しでも欠点があるような仕事は提出できない。

できない可能性が少しでもある場合は、手を出さない。

こんな考えになっているのかもしれませんね。

ただ、ここで、そもそもの目的を思い出して欲しいのです。


そもそもの目的は、仕事をやりきることです。

完璧にやるということは、あくまで、仕事をやりきる上での手段でしかありません。

しかし、その手段にばかりとらわれてしまうと、目的である「仕事をやりきること」ができなくなってしまうのです。

これでは、本末転倒ですよね。


ですので、

今、ここで、完璧主義になろうとしているのは、どうしてだろう?

私は、本当は何がしたいんだろう?

このように考える癖をつけることで、本当の目的に気付き、完璧主義を脱することができるようになります。


私も、自分のやりたいことを自由にやれるようになりたいという目的に気付いたため、徐々に完璧主義を手放せるようになりました。


まとめ

今回のブログでは、発達障害と完璧主義というテーマについてお話しました。

・発達障害の方は、特性やそれに伴う経験によって、完璧主義になりやすいことがある

・完璧主義の奥に潜む恐怖は何か、考えてみよう

・本当の目的に気付くことが大切

というお話でしたね。


発達障害の方は、想像するのが苦手な傾向もあるため、最初からすべてを考えるのは難しいかもしれませんね。

ただ、少しずつ知っていくことで、完璧主義で苦しむことがなくなっていきます。

心理カウンセラーも日々、そのお手伝いをしています。


ぜひ、今日のお話を参考にしていただければ幸いです。

では、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 
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