心理カウンセラーのブログ

発達障害の上から目線と謙虚すぎる

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こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。

突然ですが、

発達障害の子どもが、すごく上から目線になることがありませんか?

発達障害の子どもが、自己否定するほど謙虚すぎることがありませんか?

そして、発達障害の子どもが、上から目線と謙虚すぎるのを繰り返していて、気になることはありませんか?


相手によって態度が変わったり、同じ相手に対してでも、急に上から目線になったり謙虚すぎたりする発達障害の方の場合、その子の性格が掴めないように感じて、見ている方も、心配になりますよね。

今日は、そんな、発達障害の方の上から目線と謙虚すぎることについて、お話できたらと思います。


上から目線と謙虚すぎることに共通すること


上から目線になるのも、謙虚すぎるのも、どちらも共通することがあります。

それは、「自分を肯定できていない(自己肯定感が低い)」ということです。


「えっ、上から目線になるのは、自己肯定感が高いからじゃないの?」と思うかもしれませんね。
ただ、心の面で見ると、そのままの自分ではダメだから、上から目線になることで自分を守ろうとしていると言えます。

ですから、発達障害の方が上から目線になるのも謙虚になりすぎるのも、原因は共通していて、「自己肯定感が低いから」となります。


発達障害の方の上から目線と謙虚すぎる、どうしていけばいい?


先ほども申し上げた通り、自己肯定感を高めていくことがもちろん大切になります。


そして、対等な人間関係を築いていくことが重要です。

上から目線も謙虚すぎるのも、対等ではないですよね。
前提として、上下があって、上にいるか?下にいるか?になってしまっています。

そうではなく、対等な人間関係を築くのです。

そのためには、これができるから相手が上だ・自分が上だというジャッジを減らしていき、どんな自分でもどんな相手でもOKを出していくことが大切になります。

例えば、かけっこが速いから、自分の方が上だとか、勉強ができないから、自分の方が下だとか、そういった思い込みを減らしていくのです。

かけっこが速かろうが遅かろうが、私たちは、対等です。
勉強ができようができまいが、私たちは、対等です。
年齢を重ねていようが、若かろうが、私たちは、対等です。
どちらも同じくらい、価値のある存在ですよね。

確かに、そういった能力や年齢によって、役割・立場が変わったり、敬語を使ったりすることはあります。
ただ、価値がある・ないとは全く関係のないことです。

そこを本当の意味で理解できると、上から目線や謙虚になりすぎることもなくなっていきます。
そして、もちろん、自己肯定感も高くなっているのです。


まとめると、上から目線も謙虚すぎるのも原因は同じ。
「自己肯定感が低いから」。
上から目線や謙虚すぎることをやめるには、上・下のジャッジを減らし、どんな人も対等に価値があることに気づいていくことが大切。
ということでした。

自己肯定感については、
発達障害の方が自己肯定感を失わないためには?
という記事も参考にしてみてくださいね。

では、今回は、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。
ご参考になれば幸いです。

 
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