心理カウンセラーのブログ

発達障害 片付けるときのコツのコツ

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こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。

あなたは片付けや整理整頓が苦手で、いつも部屋が散らかっていませんか?

きれい好きなのに部屋をきれいにできず、いつも部屋が散らかっている。


片付けを始めたのに、途中で嫌になりもっと部屋が散らかる。


「片付け本」には、大概、最初に要らないののを捨てなさいと書いてあるものが多いが、捨てられない。

それ、発達障害の特性なんです。

発達障害のある人の中には、片付けや整理整頓が極端に苦手な人がいます。
原因はまだ十分に分かっていませんが、脳の実行機能の働きの問題だとも言われています。

ゴミ屋敷って聞いたことありますよね。
ゴミ屋敷の住人は、発達障害の人が多いと言われています。
発達障害の中でもADHDの特性を持っている人がゴミ屋敷になると言われています。

ADHDの特性の中で、主に2つの特性が関係しています。

〇注意力が不足している
1つの作業に集中することが苦手なため、片付けや整理整頓を続けるのが難しいとされています。

〇衝動買いで物が増える
ADHDの人は衝動買いをすることが多いために、部屋に物が増えます。

発達障害の特性がある方は、片付け能力がないわけではなく、片付けの能力が低いだけなので、コツをつかめば片付けができるようになります。

本記事を読むことで、片付けや整理整頓をすることができ、すっきりした部屋で生活できるようになります。

部屋が散らかっているとどうなるか?


部屋は気を養うところで、気持ちの充電をするところ。要らないものがいっぱいあると気を養えないし充電できない。

うつっぽくなりやすい。やる気が出ない。

お金が貯まらない。要らないものをとっておく人にはお金が寄ってこない。貧乏人の家は荷物が多く、ごちゃごちゃしている。金持ちの家は荷物が少なく、すっきりしている。

人間関係で、もやすい。人間関係でもめる人の家の中はものがごちゃごちゃしている。。

要らないものに囲まれていると運勢が悪くなる。

嫌なものが寄ってくる人生になる。

要らないものを取っておく人には、お金が寄ってこない。

部屋を片付けたらどうなるか?


必要なものしか買わなくなるから、お金が貯まる。

気が養われて、すっきりした気分になる。


人間関係でもめることが少なくなる。

運勢が良くなる。


良いことが起こるようになる。

部屋を片付けるコツ

1 片付けよう、整理しようとしない。捨てましょう。

これが一番大切です。8割方要らないものに囲まれて生活しています。

使わないもの=ゴミと認識しましょう


そもそも片づけが苦手な人は「要・不要」が判断しがたいため、ここですぐ挫折します。
要・不要を判断する基準が明確になっていないと判断に迷うばかりで片づけが進まず、自信喪失するからです。

判断基準1「持って迷ったら捨てる」

判断基準2「持った時にワクワクしないのものは捨てる。ワクワクしたものは残す。」

捨てられない人の言い訳に対する答え

「いつか使うかもしれない」→ いつかは来ません。今使わないものはずっと使わないんです。必要になったら、買ったらいいだけです。

「使えるものを捨てるのはもったいない」→ 物がなかった時代はそうだったかもしれませんが、部屋を占領している方がもったいない。

「買ってから1回も使っていないしもったいない」→あなたに必要ない。捨てましょう。

「誰かにあげようと思う」→ 今は新品の方が安く買える。

2 「場所を決める」「量を決める」「入れ方を決める」

【問題1】 使ったものを元の場所に戻せない

【理由】 しまうまでの動作が多いからおっくうになる、つまり使用頻度や動線を考えてものを置いていないため

→【ルール1〈場所を決める〉】 もののしまい場所(定位置)は、それをよく使う場所の近くに設定する

・その場所にそのものの名前や写真を貼る
・その場所とそのものに同じ色やしるしをつけ、関連づける
・出したら必ず戻す

【問題2】 行き場のないものがあふれている

【理由】 しまい場所を確保せずにものを買ってしまうから

→【ルール2〈量を決める〉】 しまい場所を確保できない場合は、ものを買うのをあきらめる

【問題3】 必要なものがすぐに取り出せない

【理由】 ものを寝かせて(横にして)入れているので、下のほうに入っているものが出しにくいから

→【ルール3〈入れ方を決める〉】 ものはできるだけ立てて収納し、重ねない

3 床にものを置かないようにする。

4 普段使わないものは出しっぱなしにしない。

5 洗濯して乾いた洋服などは、たたまずにハンガーにかけて収納する。

6 片付けるときは

・きれいに片付けようとしない
・一度にすべてやろうとしない

7 できない自分を責めない。

◆家族や周囲の人の工夫としては
・当事者に無断で片付けをしない
・指摘してガミガミいらいらするよりも、そっとしておく

対処のポイント


◎物の置き場所、片付けの方法やタイミングなどを決めて、自分なりの片付けルールを作ることで、考えるべきことが減り、片付けの負担を軽減することができます。


◎そもそもの対応として、持ち物を溜め込みすぎないようにすることも大切です。例えば、次のような工夫をしてみるといいでしょう。

・「○ヶ月以上使わなかったものは思い切って捨てる」というルールを決める

・必要な情報はパソコンやスマートフォンでメモにまとめ、紙の書類は保管が必要なもの以外は処分するようにする

◎自分一人で片付けをしようとせず、周囲の人の力を借りることも大切です。
・信頼できる友人などに、自分の代わりに物を捨てる・捨てないの判断や助言をしてもらう。

買うより捨てる方がエネルギーがいる。だから、捨てられず、要らないものが貯まってしまう。
心機一転、今日からスタートしましょう。

 
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