心理カウンセラーのブログ

「あれ」「これ」「それ」どれ???

更新日:

発達障がい支援センター
小蔦美奈子(こつたみなこ)です。




発達障害のあなたは、
通信販売で買い物をしたことは
ありますか?




雑貨はもちろん、
食品や電化製品まで、
色々なものが買えて本当に
便利な世の中になりましたね。

私は先日、通信販売のアマゾンで
「あれ」を買いました。



「あれ」、です。



「あれ」が壊れて使えなくなってしまい、
少し不便でした。



使えなくはないのですが、
肝心な「あれ」がないと、
ベランダの植物に水を与えにくいのです。



発達障害のあなたは、
「あれ」が何かわかりましたか?



正解は…

ホースリールです。

ジョウロだと思った方は
とても惜しいですね。



ほぼ、正解なのですが、
シャワーヘッドが壊れて
使えなくなってしまったのです。



私は通信販売で買い物をするときに
必ずレビューを見てから品定めをします。



この、レビューには、
人それぞれの『観念』が見えてきて
とても参考になります。



『観念』とは、
マイルール、主観的な価値観、
思いこみ、レッテルなどと言います。

同じものを使っていても、

・使いにくい
・値段の割には粗悪品
・すぐ壊れた
・今までより使いやすい
・色が思ったより綺麗

などと、様々な観念が閲覧できて
とても興味があります。



発達障害のあなたも、
通信販売を利用するときには、
ぜひ、レビューを見てくださいね。




話は戻りますが、


発達障害のあなたは、
「あれ」「これ」「それ」と言われたときに
困った経験はあるでしょうか?

「あれを持ってきて」
「それを持って行って」
「これを適当にまとめて」




そんなこと言われても…



一体どれ???
何のこと???
適当が一番難しいのに…

私もあります。



実は、ホースリールという名前を検索するまでに
「あれ」は何ていうのかな?


などと、正式な名称が
わからずに困っていたからです。




発達障害のあなたは特に、
コミュニケーションがうまくいかずに
辛い思いをしたことが
あるのではないのでしょうか?



時に、仕事の時には
とても苦労することがあると思います。



例えば上司に


「あれ、持って来てくれる?」



と言われた時、
パニックになりますよね。



そんな時には、



「あれですか?あれは〇〇ですか?
それとも〇〇ですか?」

などと、
勇気を出して聞いてみてください。




それが、
コミュニケーションの第一歩になるのです。

『聞くことは、いっときの恥
知らないことは一生の恥』

などと言いますよね。





お互いに、良い関係を保つためには
何より、
コミュニケーションが一番大切なのですから。



時には、



「それくらいもわからないのか」
などと言われることもあるでしょう。



けれどもそれでも、



発達障害のあなたは
決して諦めないでくださいね。

なぜなら、



発達障害のあなたを怒る人は、
自分のことをわかって欲しいという思いから
少しイライラしているだけなのです。

もしくは、
発達障害のあなたを怒る人は
自分があなたより上に立ちたいと思って
いるだけなのです。



もしかしたら、
「あれ」「これ」「それ」が
初めて聞く名前かもしれません。

発達障害のあなたのことを
笑って許してくれる人も
必ずいるのですから。




人は、
それぞれの立場に優劣はないのですから。


人は、対等な生き物なのですよ。






ここで、あなたに1つ
サイトウアカネさんという発達障害の方の
体験談をお話ししますね。



発達障害の彼女が学生の頃、
理科の授業で実験があったそうです。


彼女のグループは4人で
男子生徒2人、女子生徒2人で
もう1人の女生徒はテキパキ動くタイプ。


実験はもう1人の女生徒が仕切って
着々と進み、そのうち彼女に


「それを持って来て」



と言われ、「それ?」が何なのかわからず
目の前にある試験管を手渡し



「それでいいのかな?」


と聞くや否や、
その女生徒は手元の試験管に入っていた液と
混ぜると…

火花が散り、煙が立ち込めて
実験は中止になってしまいました。



発達障害の彼女は、
違う「それ」を手渡したことで、
その女生徒が確認しないで実験を続けて
しまったことは責められず、



わざと違うものを手渡したということになり
発達障害の彼女が悪者になってしまったそうです。

彼女は否定も肯定もせずにただ
立ちすくんでいました。
(発達障害の当事者である、サイトウアカネさんの
ブログから抜粋させていただきました)




相手はあなたではありません。



そしてあなたも相手ではありません。



そしてお互いのことを知るために
『言葉』というものがあるのです。



『言葉』を省略しすぎると
簡単なメッセージすら
見逃してしまいます。

そして、ことが重大になった時にようやく
ちゃんと確認しておけばよかった…と
後悔してしまうでしょう。



ですので、
発達障害のあなたがもし、
「あれ」「これ」「それ」
と言われたときには、



必ず具体的な『言葉』で確認することを
忘れないでくださいね。



私も他者から
「あれ」「これ」「それ」と言われた時には
必ず具体的な『言葉』で確認しています。


それが人間であるための大切な
コミュニケーションツール
なのですから。







 
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