心理カウンセラーのブログ

体温調整は難しい

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こんにちは。発達障がい支援センター 水野幸子です。

季節の変わり目は、体調を崩す人が多くいます。

あなたはの体調は大丈夫ですか?

私は、天気予報を見忘れて、今日は思っていたより温かい。とか

今日は寒いと思っていたら、雪が舞っている。と驚くことがよくあります。

その度に、上着を脱いだり着たり。膝掛けを使ったり、と自分の心地よい状況を作り出しています。

あなたは、体温調整をうまくできていますか?

発達障害には、体温調整がうまくできない特徴があります。
感覚過敏・鈍麻がそれにあたります。

発達障害とは生まれつきの脳の機能障害によるものです。

人間の体は自律神経機能の働きで体温を一定に保とうとバランスをとっています。

体温調整がうまくできないのは、自律神経がうまく機能していないからなのですね。

発達障害で感覚鈍麻なお子さんは、自分が寒いのか暑いのかが分かりません。

なので、体に異常(体がだるい、頭が痛い、くしゃみ、せき等)が出て、初めて気がつくことがあります。

お子さんの場合は、周囲の助けが必要になってきます。

お子さんに大丈夫?と聞くと、お子さんは大丈夫と返事をしていくることが多いです。
お子さん自身が、暑いのか、寒いのかが分からないからなんですね。

なので、大丈夫と返ってきたときに、

・声の大きさ
・口調
・目
・顔色

を、注意してみてあげてください。

そこで、いつもと違うと気がついたら、対処をしてあげてください。

寒いんだなと思うときは

・上着を着せる。
・温かいものを飲ませる。
・手をさすってあげる。
・抱きしめてあげる。

体が冷えているから、体が辛いって言ってるね。
そういうときは、体を温めてあげようね。

など、話し掛けながらやってあげてください。

成長していく過程で、少しだけでも自分で調整できるようにしていけるようにしたいですね。

暑いんだなと思ったときは

・上着を脱がせる。
・冷たいものを飲ませる。
・体を冷やしてあげる。

このときも、なぜ体を冷やすのか、話しかけてくださいね、

こうすると、気持ち良いね。涼しくなってきたよね。

など、声を掛けてあげてくださいね。

大人で発達障害のあなたは、天気予報、スマホのアプリを利用していきましょう。

上着を1枚着ても、感覚的には何も変わらないので分からない。と思いますか?

調整したときは分からなくても、その調整をするかしないかで体への負担が変わります。

寒すぎても、暑すぎても
体がどっと疲れた。と感じます。

そんなときは、体温調整がうまくやれなかったのかな?とその日を振り返ってみるのもいいですね。

上着を1枚、着るか脱ぐか。

今、水分をとるかとらないか。

たったそれだけのことなのですが、あなたの体にはとっても大切なことです。

あなたには、あなたを大切にして欲しいです。

体調管理は難しいかもしれません。

でも、ゲーム感覚で、今日は体が楽かな。今日はちょっと辛いかな。と、

自分の服装と天気を毎日みていくと、おもしろいと思います。



それでは今日も、楽しい1日をお過ごしください。

発達障がい支援センター 水野幸子でした

 
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