
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「早く準備しなさい」
「次はこれをやって」
「忘れ物はない?」
子どもがなかなか動かないと、つい親が声をかけたり、手伝ったりしたくなることがありませんか。
特に発達特性のある子どもは、何から始めればいいのかわからなかったり、予定の変更が苦手だったりすることがあります。
そうなると、親が先に全部やってあげたくなる気持ちはよくわかります。
しかし、いつも親が指示をしていると、子どもは親の指示がないと動けないということにもなります。
子どもが自分で動けるようになるためには、「親が動かす」ことよりも、「自分で動きやすくする」ことが大切なのです。
たとえば朝の支度なら、
「早く着替えて!」
と何度も言うよりも、
「着替えと朝ごはん、どっちからする?」
と選んでもらう。
また、やることを一度にたくさん伝えるのではなく、
「まず顔を洗おう」
「終わったら教えてね」
というように、一つずつ区切って伝える方法もあります。
そして、できたことがあれば、
「自分でできたね」
と、できたことを認めてあげる。
大切なのは、完璧にできることではなく、
「自分で考えて決めた」
「自分からやってみた」
という経験を少しずつ増やしていくことです。
子どもが動かないとき、
「どうしたら動いてくれるんだろう?」
と考えるだけでなく、
「どうしたら自分で動きやすくなるだろう?」
と考えてみる。
親の関わり方が少し変わるだけで、子どもの行動が変わることがあります。
子どもの代わりに全部やってあげるのではなく、
「自分でできる」を少しずつ増やしていく。
その積み重ねが、子どもの自信と自立につながっていきます。
