心理カウンセラーのブログ

2024年は行動できる自分になろう!

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明けましておめでとうございます。
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。
今年もよろしくお願いいたします。

発達障害(神経発達症)の特性があったり、発達障害の傾向があるなと感じるお子さんを育てている親であるあなたは、頭の中で、

”これをした方がいいと分かっていることがある。
でも、思っているだけで行動に移すことができない・・・”

ということはありませんか?

私は以前そのようなことがよくありました。
やりたいことややったほいうがいいと思うことなのに、
どうしても行動が逆のことをしてしまうのです。

どうしたら行動に移すことができるようになるのか?
そのために学んでいくうちに、
それは観念のことを理解して、行動に移すことができる観念に変えていくことが大切なことがわかりました。

ちなみに、観念とは主観的なものごとのとらえ方のことです。その人が持っている価値基準のことです。マイルールとも言います。

行動できない観念とは、どのようなものなのでしょうか?
行動できるように観念を変えていくというのは、どのようなことなのでしょうか?

行動できないというときは、「私なんかがはできるわけがない」というように考えていて自分に自信がないことが理由の一つとしてあります。

また、「過去ダメだったから、またきっとダメにちがいない」と過去の経験から決めつけてしまっていることもあります。

ですから、行動できるようになるためには、『自分を信じる』ことができるようになることがとても大切なことになります。

そして、過去こうだったからまた同じことが起こるとは限らないということも心に留めておきましょう。
過去できなかったからできないということが本当にそうなのであれば、初めてやることは絶対にできないことになってしまいます。でも、そんなことはないですよね。やってみないとできるかできないかもわかりませんし、たいていのことは、やっているうちにだんだん上達してうまくなっていくものなので、最初からうまくいかなくても、それは当たり前のことですよね。

もちろん、同じことができるようになるために、人によって速くできるようになる人もいれば、できるようになるために時間がかかる人もいます。でも、それは一人ひとりの経験してきたことも能力も環境もちがうのですから当たり前のことですね。

人間は自我が芽生える前に教えられたことは、その教えられたことが正しいか正しくないかに関わらずそのまま観念として受け取ってしまうものなのです。

また、自我が芽生えたあとも、『自分を認める』『自分を信じる』という観念を身につけていない人は、大人になっても自分より他者を信じてしまうので、そのまま他者の観念を受け取りやすくなってしまいます。そして、40代に入った頃に、「こんなはずではなかった」「自分のことがわからない」となってしまうことが起こります。

ですから、親であるあなたはお子さんが『自分を認める』『自分に自信を持つ』という観念を持つことができるように、お子さんが自分で決めるということをさせていってくださいね。大人からみたらまちがっていると感じたり、直してあげた方が早いと思う気持ちもわかります。

でも、まちがっていたとしても、命に係わるような緊急のことは抜かして考えていけば、
まずはお子さんが自分で判断したこと自体を認めてほめてあげてくださいね。
自分で失敗してそこから学んでいくこともとても大切なことがあります。

結果をすぐに出そうとするのではなく、お子さんの人生という長いスパンで考えることが大切です。
お子さんが幸せに生きていくためという基準で考えてください。
お子さんの人生はお子さんのもの、と親が意識を持つことも大切です。

お子さんの決断を親であるあなたが認めていくことによって、お子さんは自分のことを認めることができるようになっていきます。お子さんが自分で自分のことを認めることができれば、行動したいと思った時に行動できるようになっていきますよ。

あなたとあなたのお子さんが幸せになる子育てを応援しています。

 
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