心理カウンセラーのブログ

発達障害と引きこもり

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おはようございます。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。

発達障害と引きこもりは関係あるの?

発達障害を持っている人は少数派なので、発達障害がない人が中心の社会では生きづらくなります。発達障害者が多数派の場合は、発達障害が普通なので生きづらさはないでしょう。

最近は、多様性を認めましょうという社会の雰囲気ではありますが、まだまだ浸透していないのが現状です。発達障害を持っている人は、多数派と同調できず多数派の中で生きていくのは辛く、2次障害という形で、うつ病、社会不安障害、不登校、引きこもりになったりします。

引きこもりの原因の一つに発達障害はあるのです。発達障害が小さい頃からわかっていると、多数派の人に合わせられるよう療育を受けますので、ある程度多数派に合わせることができるようになり、自尊心を無くさず2次障害になることも少ないでしょう。しかし、療育を受けないと、多数派に合わせることができず2次障害が出てしまうのです。

発達障害が認知されはじめたのもここ20年くらいのことです。それまでは、検査もされず、変わった子とか変わった人という認識でした。そのため、引き込もりになっている30代以上の人は検査も受けていなければ、適切な療育も受けていない人も多いでしょう。

また、今の仕事は会社員が多くなっています。昔は、自営業者が多くいました。親の仕事を継いで商売をするので、発達障害があっても仕事ができたでしょう。会社員になると勤めることになり、人と関わり仕事をすることが多くなるので他人と違うと、問題が生じるのです。

改善の方法は?

引きこもりの状態になると、本人との接触は難しい状況にあると思います。

引きこもり解決しますというような業者に頼むと悲惨なことになります。本人の了解を得ずに無理やり引き出すのですから、解決しないばかりでなく、お金も無くなり、親との信頼関係が損なわれてしまいます。

あなたが、あなたの意志を確認されず、無理やり引き出されて、海外につれれたらどう思いますか?意思に反することをされたら、人は嫌なのです。

引きこもり状態にあると、たいていの親は子供に問題があると考えていることが多いです。しかし、問題は親にあるのです。親が「こうあるべき」という価値観を子供に押し付けていることが多いのです。誰でも、自分が当たり前だと思っていることを子供にしつけと称して教えていくのですが、現在引きこもりにあるということは、そのしつけが間違っていたことに気がつくべきなのです。

つまり、自分の誤った観念に気がつく必要があるのです。そして、子供には「こうあるべき」という自分の観念を押し付けるのではなく、子供の価値観をそのまま認めていくのです。つまり、子供の言うことすることを肯定していくのです。親が間違っていると思っていても、そのまま「そうだね」と認めていくのです。そうすると、道が開けるでしょう。

 
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