心理カウンセラーのブログ

発達障害と一人暮らしについて。お金、生活、親の対応など

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こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。

発達障害の子どもを持つ親御さんであれば、いつかは自立して欲しい・一人暮らしして欲しいと思うこともありますよね。

また、発達障害の子ども自身も、実家で暮らすのではなく、一人暮らしを目指すこともあります。

ただ、発達障害のある子どもの一人暮らしとなると、親は心配な面もあると思います。
また、親からすれば、発達障害の子どもが親元から離れるのは寂しいという気持ちもあるかもしれません。

では、どんなことを気をつけたら良いのでしょうか?
今日は、発達障害と一人暮らしというテーマでお話できたらと思います。

発達障害と一人暮らし:お金の面


発達障害の方が一人暮らしするために、よくぶつかるのが、お金のことです。

一人暮らしするには、家賃も自分で払わなければいけませんし、食費・光熱費なども自分で払わなければいけません。

そうすると、月15万円くらいはお金が必要になってきます。
ですから、発達障害の方が一人暮らしをするためには、収入を得ることのできる状態であることが、一つ、大切になります。

障害年金や生活保護といった制度を利用するという方法もありますので、必ずしも、自分で安定した収入を確保できなければ一人暮らしはできないというわけではありません。

ただ、自分である程度の収入が得られる状態であった方が、より安心して一人暮らしを始められます◎


発達障害と一人暮らし:家計管理の面


収入があっても、家計管理ができない場合、一人暮らしを続けていくのは難しくなってしまいますよね。
発達障害のある方の場合、特性によっては、衝動的にお金を使ってしまう面があったり、自分のこだわりのものに対してお金を使いすぎてしまう面があったりします。

大事なのは、最初から、使うお金を項目ごとに決めておくこと。
そして、それ以上は使えない環境を作っておくことです。

例えば、
給料日に、食費は3万円、光熱費は1万円、家賃は4万円といったように封筒に入れて分けておく。
使う分と取っておく分で、銀行を分けておき、取っておく分は、キャッシュカードで簡単に引き出せないようにしておく。
といった工夫が大切です。

発達障害の方の家計管理の場合、意思の力で管理するのではなく、事前に環境を整えておくということが、特に重要です。

発達障害と一人暮らし:生活の面


発達障害の方の中には、過集中といって、集中しすぎてしまう状態になる方もいます。
過集中になり、寝食を忘れてしまい、生活リズムが乱れたり健康を害したりすることもあります。

他にも、感覚過敏といって、音や匂い、光、人の気配などに敏感で、疲れやすい方もいますし、
ゴミ出しや家賃の振り込みなどを忘れやすい発達障害の方もいます。

こういった場合、生活しやすい環境を、発達障害の方自身で整えていくことが大切になります。


アラームを鳴らして、過集中や、忘れを防ぐ。
疲れているときでも、すぐに飲み食いできるものを買っておくようにする。
家を契約するときは、周辺環境が、辛いものでないか確認する。部屋の電気をまぶしくないものに変える。

こんな工夫が大切になるのです。

ただ、最初から、すべて整った状態で一人暮らしを始めるというのは難しいので、一人暮らしをしていく中で、問題点が出てきたら、工夫して解決するというのを繰り返していきます。


発達障害と一人暮らし:親の対応の面

一人暮らしですから、自分でやることには責任を持ち、自分で生活する力を身につける必要があります。

ただ、中には、発達障害の子どもを心配するあまり、親が手を貸しすぎるということも起こります。

お金の援助をしすぎて、それを頼りにされるようになってしまったり、
できていない部分が目に入り、親が先回りして家事などを手伝いすぎてしまったり。

命の危機がある場合などは、手を貸すことも必要ですが、そうでないのに、手を貸し続けては、結局、一人暮らしさせたのに自立できない!ということが起こってしまいますよね。

では、手を貸しすぎないためには、どうしたらよいのでしょうか?
発達障害の子どもの失敗も含め、経験だと思い、見守ることが一つ大切になります。

ただ、この見守ることが意外と難しいとも言えます。
理由は色々ありますが、その一つとして、親御さんの内面に原因があることがあります。

・自分が必要とされる存在でなければいけない
・子どもに好かれる親でなければいけない
・世間から、立派な子ども・立派な親に見られないといけない
・子どもに愛情を注いでいる親だと周りに思われたい

こういった思いが親御さん自身の中にある場合、ついつい手を貸さずにはいられなくなることが起こります。

何か手を貸したくなった時は、本当に子どもの自立のためになっているかな?と自問自答するクセをつけてみていただければと思います。



ということで、今日は、発達障害と一人暮らしというテーマでお話しました。
発達障害のお子さんと、その親御さんであるあなたが、お互い自立し、より良い関係を築いていかれることを願っております。

では、今日は心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

 
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