こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、毎日どのような生活を送っていますか。
起床時間、出かける時間、睡眠時間、毎日同じ。
生活リズムができていていいですね。
そんな中に、たまには違うことにもチャレンジしてみませんか。
例えば、いつも曲がる交差点を一つ手前の交差点にしてみるとかです。
いつもと違う景色が見えてきますよね。
高校生の時に、私は幼少の時から知っている慣れ親しんだ道を、友達が初めて通りました。
この道は初めて~と友達は言ってました。
その時私は、とても不思議な感覚になりました。
同じ道を一緒に通っている。
なのに、2人の感じ方が全然違うからです。
友達はこの先、どんなところに行くのか楽しくてワクワクしています。
私は、目的地は私の家だよと思っています。そこに喜怒哀楽の感情はありません。
発達障害のあなたは、ワクワクして過ごすのと、感情がない状態で過ごすのと、どちらが脳に刺激を与えると思いますか?
それは、ワクワクして過ごすほうですよね。
この、ワクワクやドキドキは毎日の生活でもできるのです。
先ほどお話したように、いつもと違う道を通るといったことです。
発達障害の特性で、変化を受け入れるのが困難な場合があります。
そういった場合は、ストレスになってしまうので、無理をしてはいけません。
自分のやれる範囲で変化をつけてみましょう。
例えば、
3枚でハンカチを回しているのなら、4枚にしてみる。
いつもと違う飲み物にする。
フォークの時は利き手ではない方に持って食べてみる。
などなど。
身の回りのことで、いつもと違うことをすることに慣れてきたら、それは苦手だからやらない、と思い込んでいることにチャレンジしてみましょう。
食べず嫌いのように、やらず嫌いがあるかもしれません。
食べてみたら美味しいと気づくように、やってみたら意外に楽しい!と思うことがあるかもしれないのです。
楽しいが見つかれば、あなたのできることが広がる可能性があります。
この夏は、やってみたら意外に楽しい!を見つけてみませんか?
それでは今日も楽しい1日をお過ごしください。