心理カウンセラーのブログ

発達障害の子供の自信過剰について

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こんにちは、発達障がい支援センターの神谷今日子です。

発達障害の子供が自信過剰だなと思うことはありますか?

発達障害の子供が他の子をバカにすることがあり、心配になることはありませんか?

発達障害の子供が、特別扱いされないと不機嫌になることはありませんか?


発達障害の子供の自信についての悩みは、当センターにも多く寄せられます。

自信を喪失しているという子供もいれば、自信過剰になっているという子供もいます。

なぜ、このようなことが起こるのでしょうか?
今日は、特に、自信過剰に焦点を当てて、お話したいと思います。

自信過剰になる時期は誰にでもある


多くの子供が、自信過剰になるという経験を経て、大人になっていきます。

成功体験は嬉しいものですし、それによって、成長していけます。

自己肯定感は大切と言われますし、自信があるということは、とても良いことですよね。

ですので、「これもできる!」「あれもできる!」という自信は、悪いものではありません。


ただ、これが行きすぎている場合や、ある程度の年齢になっても続いている場合、心配な場面も出てきますよね。

失敗を認められなくなったり、他の人に攻撃的な態度を取るようになったり…

このようなことが起こらないように、自信過剰ではなく、本当の自信というものをつけていくことが大切です。

発達障害の子供が自信過剰になる理由①色々な面を見ることができないから


発達障害の子供が自信過剰になる理由についてもお話しておきます。

一つ目は、発達障害の子供は、色々な面を見ることが苦手という点です。
ワーキングメモリやメタ認知と言われる部分ですね。

多くの人は、うまくできることもあれば、うまくできないこともありますよね。
何でも完璧という人もいませんし、何にもできない人というのもいません。

ただ、発達障害のある子供の場合、特に、偏った視点になりやすいのです。


何かがうまくいったという過去の経験があった時に、その一点のみを見て、自信過剰になることがあります。

「これができた自分はすごい」
「他の人と違って自分はこんなに優れているんだ」

こうなることで、自信過剰になり、対人関係の問題は出やすくなります。


これは、自信喪失している子供も同じで、何かがうまくいかなかった過去の経験のみを見て、自信喪失することがあります。

このように、広い視野で見ることができない場合、自信過剰と自信喪失は、紙一重になります。


発達障害の子供が自信過剰になる理由②自分に条件をつけているから


これができるから自分はすごい!
これができなければ自分はダメだ!

といったように、自分に条件をたくさんつけている発達障害の子供の場合、自信過剰になったり自信喪失になったりすることが多いです。


例えば、字が上手に書けなければいけない!(上手に書けない人はダメだ!)という条件を過剰に持っている子供の場合、上手に書ける自分だったら自信過剰になるし、上手に書けなかった場合、自信喪失になります。


こういった条件は、私たち大人も少なからず持ってますね。
ただ、これが、本当の自信をつける妨げになっていて、自信過剰や自信喪失につながっていきます。

発達障害の子供の自信過剰、どう対処していったらいい?

では、発達障害の子供の自信過剰に、どのように対応して行ったら良いのでしょうか?

1.多面的な視点を教えていく

どんな物事にも、色々な側面があり、視点によって見え方が変わってきます。

普段の生活で、絶対に悪い・絶対に良いと二分できるものって、そう多くないですよね。

そういったことを教えていくのです。


例えば、何かに失敗した時に、「ダメじゃない!」と叱るだけで終わりにするのではなく、「悔しかったね、でもこういったところはできるようになったね!」「これをしたかったんだね。じゃあ、そうするためには他にどんなやり方があるかな?」「誰でも失敗することはあるから、別に悪いものではないんだよ」など、色々な視点を一緒に考えたり、教えたりしていくのです。

こうすることで、広い視野が生まれ、一つの視点に囚われることが減り、人間関係でも対等にやり取りができるようになっていきます。

2.条件づけでない自信をつけさせていく


条件があると、自信過剰になったり自信喪失になったりしやすくなるというお話を先ほどしましたね。

ですから、条件づけせず、子供を見ていくことしていくことが大切になります。


何かができてもできなくても、そのままで愛される価値が誰にでもあります。

そこが理解でき、安心感が培われると、誰かと比べて優れている・いないとか、褒められた・褒められなかったとか、失敗や成功に、振り回されずらくなります。

そして、例え、困難なことがあっても乗り越えていける子供になっていきます。

ですから、条件づけせず子供を見て、結果がどうであれ、頑張った過程を褒めていくようにしましょう。


ということで、今日は発達障害の子供の自信過剰についてお話しました。

少しでも参考になれば幸いです。

では、心理カウンセラーの神谷今日子がお送りしました。

 
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