こんにちは。発達障がい支援センターの青芝夏樹です。
あなたは、雑談が苦手と思っていませんか?
あなたは、雑談の中で笑うタイミングがわからないと思っていませんか?
みんな楽しそうにしているのに、話の輪に入れないと思っていませんか?
いわゆる「コミュ障」と言われている状況です。
ワーキングメモリーが少ないと、どうしても話についていけなくなって話に入れなくなります。
WAISなどの知能検査をすれば、はっきりとその特性が出ます。はっきり知りたい方は知能検査を受けてみるのもお勧めです。
ワーキングメモリーを高める方法はいくつかありますが、「ワーキングメモリー 鍛える アプリ」と検索すればいろいろ出てくるでしょう。自分にあったものを利用してみてください。
アプリで鍛えつつ、今までの会話の中でうまく返答できなかった事例を思い出し、シミュレーションして覚えていくことが大切です。
例えば、会議や学校で説明や発表しなければならないとき、しっかり準備をしていれば本番で固まることも少ないでしょう。会話も苦手なら、パターン化して対処方法を覚えていくと、苦手意識がなくなっていきます。
自分でするのが難しいなら、友人に手伝ってもらいましょう。発達障がい支援センターのカウンセラーがお手伝いできますので、いつでも相談してください。
そんな努力なんてしたくないという人は、以前にお話した「聞き手上手」になる方法がお勧めです。
ほとんどの人は自分の話を聞いてほしいので、話に共感してくれる人は好きなのです。
「聞き手上手」になるには、
(1)相づちを打つ
(2)オーム返し
(3)相手の感情を言ってあげる
でしたね。
「コミュ障」がダメと思っていると自己肯定感が下がってしまいます。
誰でも苦手なことはあります。「コミュニケーション能力がなければいけない」など、「こうでなければいけない」という価値観(観念)があると、しんどくなってきます。
自分を苦しめる観念は、できるだけ手放した方が楽に生きられますよ。
観念の手放し方についても、カウンセラーがお手伝いすることができますので、是非ご相談ください。