
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「子どもが自分の好きなことばかり話して、相手の話を聞かない」
特にASDの子の場合、そんな悩みを持つ方は少なくありません。
一方的に話すことを、すぐに「直さなければ」と考える必要はありません。
話したいことを話せることは大切なので、好きなだけ話をさせてあげることが大事です。
そのうえで、他者との会話が成り立つようなサポートを考えてみたいと思います。
そこで、会話に必要な力を小さく分けて考え、
親子でできる会話の練習を3つ紹介します。
①「順番」を待つ経験を増やす
会話は、話す人と聞く人が交代することで成り立ちます。
そこで、ボールを転がし合う遊びや、簡単なカードゲームなどを使って、「自分の番」「相手の番」を経験させてみましょう。
遊びの中で順番を待つことができるようになると、会話でも相手の話を待つ力につながります。
②質問と答えのやりとりから始める
いきなり「相手の話を聞いてね」と伝えても、難しいことがあります。
まずは、「今日の給食は何だった?」「好きな動物は?」など、答えやすい質問を使ってみましょう。
慣れてきたら、今度は子どもから親に質問してもらいます。
「聞く→答える→聞く」という短いやりとりを繰り返すことがポイントです。
③相手のことを知る機会をつくる
自分の好きなことは話せても、相手に何を聞けばいいのかわからない子もいます。
「○○ちゃんは休みの日に何をしているのかな?」など、周りの人に興味を持つきっかけを作ってあげましょう。
会話は「上手に話すこと」だけが大切なのではありません。
相手に興味を持つこと、順番を待つこと、やりとりを楽しむこと。
この3つを、日常の遊びや会話の中で少しずつ育てていくことが大切です。
