
どうしもてできない・・・
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
暑い日が続いています。
いかがお過ごしですか?
この暑さのあまり、ボ~としてしまい、やりたいことに思いのほか時間がかかってしまった。ということはありませんか?
あった、あった、と思ったあなたは、思いのほか時間がかかったとき、どのような感情が出ていましたか?
・こんなに時間がかかってしまった、と落ち込んだ
・やりきった自分を褒めた
落ち込むと、知らず知らずのうちに自分のことを責めていますよね。
・なぜ、ボ~としてしまったのだろう
・なぜ、もっとさっさとやらなかったのだろう
・なぜ、いつもこうなっちゃうんだろう
・どうせ自分はダメなんだ
というように、自分を責めて、否定してしまう思考癖を持っていませんか?
同じように、暑さにボ~としても、落ち込まない人は
・暑くてボ~としたけど、よく頑張った
・時間がかかってもやり遂げだのがすごい
・途中もう嫌だと思ったけど、投げ出さなかったのがいいよね
・自分ってすごい
・やればできる
と、自分の行動を褒めて、達成感で自信をつけていきます。
発達障害のあなたは、どちらの考え方がいいな、と思いましたか?
同じことをしていても、落ち込む人と達成感を味わい自信をつける人がいます。
自信をつける人のほうが、気持ちがすごく爽やかで、ラクですよね。
落ち込む人は、ずっと自分を責めているような感覚で、つらいですよね。
同じことをしても、落ち込む人と自信を持つ人の違いは、発達障害のあなたが持っている基準の違いなのです。
基準とは、あなたの価値観、観念のことです。
落ち込んだあなたには、時間通りにやらなければいけない。という基準があったので、時間通りにできなかったことで落ち込んだのです。
褒めたあなたは、やり遂げるなければならない、という基準があったので、やり遂げることができたので、自分を褒めたのです。
・時間とおりにやらなければならない
・やり遂げなければならない
どちらの基準も、持っている人が多いですよね。
どちらの方があなたの中で強い基準なのかで、感じ方が人それぞれ変わってくるのです。
発達障害のあなたが、あなたを苦しめている基準を変えていけば、落ち込むことは少なくなっていきます。
そして、落ち込んだあなたも、自分をほめたあなたも、
・どうしてボ~となってしまったのか
・時間がかかってしまったのか
を、反省して、対策をしましょう。
落ち込むように自分をせめるのではなく、対策するための反省をするのです。
まだまだ暑い日が続きます。
何も対策しなければ、同じことが起きます。
同じことを繰り返さなくてもいいように、反省をして、対策を考えましょうね。
一人でどうしたらいいかわからない。と感じているあなたは、いつでも発達障がい支援センターの心理カウンセラーが寄り添うことを、覚えておいてくださいね。
まだまだ暑い日が続きます。
お身体をご自愛ください。