発達障がい支援センターの西浦まゆみです。
発達障害の子どもを持つ親のあなたは
発達障害のわが子がうまく話せないことに戸惑いはありませんか?
発達障害のわが子が何を思っているのか、何をいいたいのかわからずに
イライラしたことはありませんか?
発達障害のわが子がうまく話せないのは、語彙力が少ないからです。
語彙力とは、言葉の数ですね。
私たちが会話をする時には、言葉を知らなければできません。
相手が話している言葉を知らないと理解はできないし、
返答もできませんよね。
なので、発達障害のわが子がうまく話せるようになるためには、
語彙力をつけることが大切です。
語彙力をつけるためには2つの方法があります。
1、本を読む、または本の読み聞かせをする
2、語彙力を高める会話をする
1、本を読む、または読み聞かせをするとは、
発達障害のわが子のあった本を読ませたり、読み聞かせをすることですね。
本を読むのが苦手なわが子には、絵本を利用して、
絵を見せながらゆっくりと読んでいきます。
絵本によっては、文字がなく物だけが描かれているものもあります。
例えば、果物だけが描かれているものもあります。
それを見せながら「これは何の果物?」
「この果物の色は何?」というように問いかけて
発達障害のわが子が知っているかどうかの確認と
知らなければ教えるようにすることですね。
私たち親は自分が知っていることは
誰もが知っていると思っているところがあります。
特に身近なもの(前後左右、色、食べ物の名前など)は知っていると思いがちですが、
確認すると、発達障害のわが子は知らないことが多いものです。
なので、絵本や本などを読んだ時に確認と教えることができます。
活用してくださいね。
2、語彙力を高める話し方とは、砕けた説明の話し方です。
発達障害のわが子に言葉を教えるということを意識しながら話をすることですね。
そのためには、発達障害のわが子に「色、形、情景、感情、物の名前など」
その時々の状況に合わせて発達障害のわが子に説明をしていくことです。
例えば、発達障害のわが子と一緒に買い物に行った時に
「秋になってきたから、梨が出ているね」
「梨は少し黄色の色から、薄い緑と茶色が混ざったような色をしているよね。
丸い形をしていて、美味しそうだね」というように
説明をしながら話をしていくことですね。
発達障害のわが子に語彙力を高める話し方をしていくと
わが子は色や形、物の名前などを覚えていきます。
そうしていくと語彙力が増えていくので会話しやすくなります。
意識してくださいね。
発達障害のわが子のことで気になることがありましたら、気軽の相談してください。
大切なことは、ひとりで抱え込まないことです。