発達障がい支援センターの宮田武志です。

もう8月になりました。夏休みの真っ最中ですがいかがお過ごしでしょうか。
実は夏休みは来年度のスタートをどうするべきかを考え始めなければならない時期だということを知っていましたか?
知らない人も多いと思いますが、実はそうなのです。
夏休みは学校の先生と三者面談が行われます。
その三者面談を通して支援学級や特別支援学校、または普通学校などを選んでいきます。
また、学校側も来年度は支援学級を増えそうか、減りそうかなどを地元の教育委員会に伝えます。
新年度が近くなった時に「やっぱり支援学級に入れます。」と伝えても受け入れる側の学校に
教室や担当の教師がいないのであれば、それは実現ができないのです。
ですから、夏休みのいま、来年度に向けてお子さんに一番適している学校や学級は何だろうかと考え始めていきましょう。
発達障害のある子供は普通学級・支援学級・支援学校のどれが適しているのか悩みますよね。
障害の特性が人それぞれなので、悩んで当然です。
ですので、先ずはそれぞれの学級や学校の特徴を押さえていきましょう。
1、支援学級
普通学校の中に設けられたクラスです。
支援が必要な子どもに対して学習面と生活面についてのきめ細かい配慮や指導が行われます。
2、 特別支援学校
視覚障害・聴覚障害・知的障害・肢体不自由・病弱など様々な障害に応じた学校があります。
それぞれの学校ではその障害の合わせた特別な教育を専門的に行います。
そこで自立や社会参加を目指すための力を育んでいくのです。
では、我が子にはどの学校、学級が適してるのかをどうやって選べばいいのでしょうか。
それは、
・障害の軽重
・通学の在り方
・将来の在り方
このような視点で捉えて検討していくことが大切です。
将来は大学への進学を考えているなら普通学校を選ぶ。
通学に保護者の送迎が必要であったり、個別の支援体制を希望するのであれば支援学校を選ぶ。
どれを選んだとしても完璧な正解はありませんし、間違いもありません。
子供と家庭の事情を総合的に見て判断していきましょう。
ただし、一番大事なのはやはり子供の気持ちと状況です。
・子供は何がしたいのか、将来どうなりたいのか。
・どんな内容、どの程度のレベル、どんな環境なら効果的に学べるのか。
・どんな支援があると子供の自立や目標達成に近づくのか。
これらをきちんと見極めて子供と一緒に決めていくという過程と選択が大切です。
担任の先生や専門家と相談しながら、子供にとっての最適な環境を探していきましょう。
有意義な夏休みをお過ごしください。
