
発達障害のある子との関わり方のヒント
〜叱ったあとこそ大切にしたい「心のケア」〜
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
発達障害のある子どもは、
「怒られたこと」や「失敗したこと」を、
とても強く記憶に残す傾向があります。
大人から見ると、
「次は気をつけようね」
「同じことをしないようにしようね」
というつもりで伝えていても、
子どもの心の中では
「また怒られた」
「自分はダメなんだ」
と受け取ってしまうことがあります。
その結果、
必要以上に落ち込んだり、
自分を責めてしまったりすることも少なくありません。
子どもが落ち込むのは悪いことではない
こうした姿を見ると、
「そんなに気にしなくていいのに」
「もう反省しなくていいよ」
と言いたくなるかもしれません。
でも実は、
子どもが落ち込んでいる姿は、
決して悪いことではありません。
なぜならその中には、
「お母さんと仲直りしたい」
「また受け入れてほしい」
そんな気持ちがあるからです。
つまりそれは、
親との関係を大切に思っている証拠でもあるのです。
大切なのは「気持ちを受け止めること」
そんなとき、親ができる一番大切なことは
正しいことを教えることよりも、
子どもの気持ちを受け止めることです。
たとえば、
「つらかったんだね」
「怖かったんだね」
「びっくりしたよね」
そんなふうに、
子どもの気持ちに寄り添う言葉をかけてあげるだけで、
子どもの心は少しずつ落ち着いていきます。
叱ったあとこそ「心の回復」を
子どもを叱ること自体が、
悪いわけではありません。
大切なのは、
叱ったあとに心を回復させてあげることです。
気持ちを受け止めてもらえると、
子どもは安心し、
「自分はダメな子じゃない」
「また頑張ってみよう」
と思えるようになります。
親のひとことが、子どもの心を守る
子どもの心と脳は、
まだ成長の途中です。
だからこそ、
親のひとことが
子どもの安心感につながります。
叱ることがあっても大丈夫。
そのあとに、
「あなたのことを大切に思っているよ」
という気持ちを伝えてあげればいいのです。
その小さな積み重ねが、
子どもの自己肯定感を育て、
安心して成長できる土台になります。
発達障害のある子どもにとって、
理解してくれる大人がそばにいることは、
何よりの支えになります。
今日も、
子どもの気持ちに
そっと寄り添ってあげたいですね。
