心理カウンセラーのブログ

発達障害と白黒思考

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こんにちは!
発達障がい支援センターの黒瀧素子(くろたきもとこ)です。

発達障害や発達障害グレーゾーン、もしくは発達障害かもしれない、発達障害の傾向がみられるお子さんを育てている親のあなたは、お子さんが


・やっていたことを急になにもかも投げ出してしまう
・やる気を維持することがなかなか難しい
・集中力がなかなか続かない
・親しくしていた人でも一度いやな目に会うと、もう仲良くすることはできないと思ってしまう
・言葉の定義があいまいだと難しく感じる
・ひとつミスすると、自分はなにもできない人間だと思ってしまう

といったことで心配していませんか?

子どもも年齢を重ねていくと、進学に伴って受験勉強をしないといけなかったり、多くの人が関わる大切な行事に参加する機会があったり、と取り組むことに対する責任の度合いも大きくなっていくこともあるでしょう。

そんなときに、順調にやっていたと思って見守っていたら、そのことをパタリとやらなくなってしまって、急にヤル気が無くなってしまったように見えると、親としてもどうしていいか途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。

これらのことは、発達障害の人に多く見られる特性で白黒思考(0か100か思考)の傾向が原因である可能性が考えられます。

白黒思考(0か100か思考)の傾向が強いと、人の好き嫌いが激しくなったり、勝ち負けをはっきりと考えたり、自分と相手のどちらかが悪いと決めつけてしまったり、ということにつながっていきます。そして、ちょっとしたミスをしただけで、もうそのことに一切取り組まなくなったり、自分はダメな人間だと自分の人格を否定してしまったりということにもつながってくことがあります。

このような困りごとを減らしていくために、まず、世の中の出来事は白と黒にはっきり分かれるものだけではなく、中間のグレーの存在があるということをだんだんと理解していくことが必要です。そして、自分のことを客観的に見られるようになったり、相手の意見や気持ちを理解して、複数の視点から物事を考えられるようにしていくことがたいせつになります。

また、ストレスをため込まずに、適切な方法で感情を表現したり、気持ちを切り替えられるようになったりすることもとても重要です。

極端すぎる白黒思考は、なかなか自分や家族だけでは改善が難しい場合もあります。お子さん、本人やご家族があまり困っているようであれば、発達障害専門のカウンセリングを受けるなど、専門機関に相談することを考えると良いと思います。

私たち『発達障がい支援センター』でも、お子さんやご家族の悩みに寄り添いながら支援を行っています。

 
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