心理カウンセラーのブログ

φ(.. )メモ魔になろう

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こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。

発達障害の特性に、どうしても忘れ物をしてしまう。というのがあります。

どうして忘れ物をしてしまうのか。

それは、ワーキングメモリーがうまく機能していないからではないかと、言われています。

ワーキングメモリーとは、短期の記憶機能のことです。

例えば、買い物です。

今日はカレーを作るから、カレールー、人参、ジャガイモ、タマネギを買おう。
野菜カレーにする、ビーフカレーにする?やっぱりビーフかな。

と、メニューを考えて、買い物に行きます。

カレーを作る、というメニューが決まっているのだから、買い物も忘れ物なくできるだろう。と思うかもしれません。

ですが、ワーキングメモリーがうまく機能していないと、お肉を忘れてしまう。ということが起きるのです。

それを防ぐには、買い物リストを作って、忘れ物がないようにしていくのが良いです。

忘れ物をよくしてしまう特性の発達障害のお子さんは、

・どうして忘れもてしまうんだろう。

・なんで覚えておけないのだろう。

・こんな私(僕)はダメだ。

と、自己肯定感が下がりがちです。

そこで、頭だけで覚えようとするのではなかく、必要なことは、ドンドンメモをしていくのです。

・宿題が出たらメモ
・持ち物が分かったらメモ
・頼まれごとをされたらメモ
・約束をしたらメモ

メモ魔になって、メモをしていくぞ。という気持ちになると、メモをみることで思い出せるので、
「忘れてはいけない」
という思い込みが楽になると思います。

小学生の低学年の頃までは、親御さんが手伝って、持ち物などの準備をするのはいいと思います。
ですが、いつまでも親御さんがやっていては、お子さんは成長したくてもできません。

それは、発達障害のお子さんも、定期発達のお子さんも同じ事です。

親御さんにとって、お子さんは一生お子さんですが、お子さんは、成長して大人になります。

大人になったときに、発達障害の特性で困ることがあっても、そこを工夫しつつ、自分で出来ることを増やしておくことが大切です。

では、メモ魔になってからは、どのような工夫が必要なのでしょうか。

・メモしたことで、見落としがないか、家族に確認をしてもらう。協力をしてもらう。

・学校では、宿題や持ち物のメモに漏れがないか、先生に確認をしてもらう。

・職場では、中間報告をして見落としがないか確認してもらう。

などの工夫です。

工夫の時は、人の助けを借りる、協力してもらうことが、とても大切になります。

発達障害の特性を1人でかかえ込んで、苦しんでいる状況が、少しでも早く改善されますように。

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それでは、今日も楽しい1日をお過ごし下さい。

発達障がい支援センター 水野幸子でした。

 
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