こんにちは。発達障がい支援センターの水野幸子です。
9月末日となりました。時が経つのは早いですね。と思うのは私だけでしょうか。
発達障害のお子さんの親御さんのあなたは、月日の流れを早いと感じていますか?遅いとかんじていますか?
1日があっという間に過ぎてゆく。
1日中、ドタバタしています。
と、思ったのなら、ちょっとだけ立ち止まって、深呼吸をしてみましょう。伸びをしてみましょう。
簡単にリフレッシュできますよ。
さて、今日は、SST(ソーシャルスキルトレーニング)のお話しです。
SSTとは、社会生活技能訓練のことです。
社会というと、とても広域な社会をイメージするかもしれませんね。SSTでいう社会は、各々が生活している場所のことを指します。
例えば、小学生のお子さん。お母さん。お父さん。の3人家族の場合。
お子さんには、家、小学校という社会があります。
お母さんには、家、ママ友という社会があります。
お父さんには、家、職場という社会があります。
3人の共通の社会は家ですね。
他の場所は、各々の社会とういことになります。
SSTは、
小学校での生活にあったトレーニングをする。
ママ友の人間関係にあったトレーニングをする。
お父さんが勤めている職場にあったトレーニングをする。
ということになるのです。
SSTは、発達障害がある、無しにかかわらず、行うとよいのですね。
発達障害のお子さんを持つ親御さんは、SSTと初めて聞いた時、どのように感じたでしょうか?
私は、難しそうと感じました。
ですが、よくよく考えると、オギャーと生まれてから、私達は、ずっとSSTをしてきているのです。
お家で行うしつけや、生活できるように教えていることが、SSTをしていると言ってもいいのですね。
SSTを行うにあたって大切なことは、その子、その人にあった、必要なトレーニングをしていくことです。
例えば、片付けのSSTをしてみましょう。
発達障害のお子さんは、まだ、右と左の区別がついていないとします。
発達障害のお子さんの親御さんは、箱を2つ用意します。
右の箱にはぬいぐるみ。左の箱には他のおもちゃ。を片付けるんだよ。と、教えました。
それで、左右が分かっていない発達障害のお子さんが、片付けをすることができるでしょうか。
できませんよね。
では、どのように教えるのがよいのでしょうか。
箱の色を違う色にして、色で区別して、教えることができます。
色の区別はできても、どの色に何を入れたらいいのか分からなくなってしまうのなら、この教え方も発達障害のお子さんにはあっていない教え方なのですね。
次に、箱にぬいぐるみと他のおもちゃんの写真を、それぞれの箱に貼るのはどうでしょう。
写真をみれば、すぐに分かるので、片付けをすることができますね。
発達障害のお子さんが、お片付けが出来たときに、
ぬいぐるみは、赤い箱であっているね。
他のおもちゃは青い箱であってるよ。
とずっと声がけをしていたとします。
写真がなにかの拍子で剥がれていたとしても、発達障害のお子さんは、赤い箱にぬいぐるみを片付けることができるようになっているかもしれません。
どうでしょう。
このように考えると、SSTをやることは大切だな、必要だな、やってみようかな、と思えるのではないでしょうか。
発達障害の方のSSTを行うことで大切なことは、
・特性を知る
・何に困っているのか知る
ことです。
発達障害のお子さんや、発達障害のあなたにあったSSTをしていきましょう。
特性がどいういうことなのか分からない。
発達障害のことをもっと知りたい。というあなたは、
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それでは、楽しい1日をお過ごしください。
発達障がい支援センター、水野幸子でした。