
子どもが“ホッとできる環境”は、心のエネルギーを満たす場所
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
発達障害があるお子さんは、毎日の生活の中で、私たちが思っている以上にたくさんの刺激を受け、たくさんの緊張を抱えながら過ごしていることがあります。
たとえ何もしていないように見える時間でも、
周りの音や光、人の表情……
さまざまな情報を処理し続けています。
だから、
「安心できる時間」「心がゆるむ場所」 がとても大切です。
子どもに必要なのは、大きな支援や完璧な対応よりも、
“ホッとできる瞬間”なのです。
安心できる環境って、どんなもの?
お子さんが落ち着けるポイントはひとり一人違いますが、こんな工夫がヒントになります。
■ やわらかい質感に触れられる
ふわふわのタオルやブランケットなど、心地よい触り心地のものは、
それだけで安心スイッチが入ることがあります。
■ 好きなものに囲まれる時間
好きなキャラクター、好きな音楽、好きな玩具など、
“好き”がそばにあるだけで気持ちは安定しやすくなります。
パニックの予防につながることも多いんです。
■ 誰にも邪魔されない「小さなスペース」
狭い場所や一人になれる場所は、子どもにとってのリセット空間。
安心できる避難場所があると、ぐっと心が軽くなります。
いちばん大切なのは “ぼーっとする時間”
大人から見ると
「早くして」「なんで動かないの?」
と思ってしまう瞬間があるかもしれません。
でも実は、
何もしない時間こそ、子どもが心を整えている時間。
エネルギーを充電して、また動き出すために必要な大切なプロセスなんです。
親が声をかける回数を少し減らして、
子どものペースを尊重するだけで、
驚くほど動きやすくなることがあります。
子どもが安心できる環境は“家庭の中の小さな優しさ”から生まれる
安心できる場所、
触って落ち着くもの、
好きなものに囲まれる時間、
そして、ぼーっとするゆとり——。
特別な道具や難しいテクニックは必要ありません。
あなたの家庭にある「小さな優しさ」を
少しずつ積み重ねていくことが、
お子さんにとってかけがえのない支えになるのです。
お子さんが“ホッ”とできる瞬間を、
そっと守ってあげられますように。
