
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「子どもに発達障害があるのは、私の育て方が悪かったからなのかな……」
子どもの発達が気になったとき、そんなふうに自分を責めてしまう親は少なくありません。
たとえば、子どもが友だちとうまく遊べなかったり、予定が変わると大きく怒ったりすると、
「もっと小さい頃から、しっかり教えておけばよかった」
と考えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、子どもの発達障害は、親のしつけや愛情不足が原因で起こるものではありません。
発達障害には、生まれつきの脳の働き方や発達の特性など、さまざまな要因が関係しています。
親の育て方だけが原因だと考えることは、医学的にも適切ではありません。
もちろん、子どもの成長に家庭環境や周囲の関わり方が影響することはあります。
しかし、それは「親が悪い」という意味ではありません。
親が自分を責めるよりも、子どもの困りごとに目を向ける。
その視点が、親子の関係を少しずつ変えていきます。
これまでの育て方を振り返ることはあっても、過去の自分を責め続ける必要はありません。
親の役割は、すべての原因を背負うことではなく、子どもが安心して成長できる環境を一緒につくることです。
たとえば、子どもが朝の支度に時間がかかるときには、
「次に何をするか、絵で順番を見せてみよう」 「服を選ぶ時間を先につくってみよう」
などと、子どもが行動しやすい方法を考えてみることができます。
親が自分を責めていると、子どもが不安になります。
親が自分を大切にすることが、子どもを支える大切な一歩になります。
