
ここでもうまくいかない
こんにちは、発達障がい支援センターの水野幸子です。
発達障害のあなたは、転職を多く繰り返していませんか?
その理由はなぜなのか考えたことはありますか?
新しい職場に行く初日、とっても緊張していますよね。
緊張しながらも、ここでは楽しく仕事ができる。ここでは長く仕事ができる。と期待もしていますよね。
緊張と期待と不安が入り混じりながら仕事を始めるのです。
発達障害のあなたは、今の職場は長く勤めていますか?転職したばかりですか?もうやめたいと考えていますか?
ここで考えて欲しいことがあるのです。
発達障害のあなたが、もうやめたい、と思うのは、どの職場でも同じ理由なのではないか、ということです。
例えば
・上司に注意をされたことで、感情が押さえられなくなってしまった
・自分が苦手なことが多くて、頑張ってみたけど疲れ果ててしまった
・あれもこれもとやることが沢山あり、仕事に集中ができなくなった
・上司や同僚の言うことが曖昧で、何度も質問をすることで避けられるようになった
・出勤時間や会議など、遅刻が増えてしまった
・どう頑張っても仕事が覚えられなかった
・BGMが流れていて集中できない
など、理由は人それぞれです。
ですが、どれか決まったパターンがある場合が多いです。
どんな理由で辞めているかは、あなたの発達障害の特性によるものがあります。
そして、もう一つは、あなたの観念(主観的価値観)によるものもあるのです。
特性を考える
発達障害のあなたは、ご自身の特性を知っていますか?まずは、ご自身の特性を知ることが、働くためには大切になってきます。
【衝動性】
感情に飲み込まれて、コントロールできず、辞めることになることが多い場合です。
【不注意】
ミスが増えることで、注意されることが増えると、この仕事はやっぱり自分にはあっていなかった。と感じてしまいます。
【コミュニケーションが苦手】
はっきり言ってもらえない、職場に暗黙のルールがあるようだが理解できない、話しがずれているらしい、ということが続くと、周りの人の口調や態度が冷たくなったと感じます。
【感覚過敏】
静かな職場だと思ったのに、窓が大きくて光が眩しいとか、BGMがずっと流れており、一度聴こえてくるとBGMがうるさく感じ仕事に集中できない。となると、ミスが増えていき、自信がなくなっていきます。
このように、自分はこの特性が強いかもと感じることがあるはずです。
自分の特性がわかれば、自分の特性をカバーする方法を見つけていけばいいことになります。
観念を考える
観念とは、誰もが持っている主観的価値観です。
人間関係がうまくいったり、いかなかったりするのは、人がそれぞれの観念(主観的価値観)を持っているからこそなのです。
発達障害のあなたは、子どもの頃から注意されたり、怒られたりしたことが多かったのではないですか?
それで、どうせ自分は、という考え方をずっとしてきたということはありませんか?
・周りの人ができても、自分はできない
・自分ができることは、誰でも簡単にできる
・自分は間違っていてい、相手が正しい
というように、自分自身のことを否定してませんか?
自分を否定しているということは、自分で自信を奪っていることになります。
自分に自信がないとういことは、自分の行動、言葉にも自信が持てなくなります。
例えば、特性でお話した不注意についても、たまたま連続してミスがあっただけで、工夫をすればミスを防ぐことが出来た可能性は十分あります。
ですが、どうせ自分はできないから、自分が悪いからと、あなたが思い込んだために、皆さんに迷惑をかけるので止めます、という結論を出しているかもしれないのです。
うまくできないこととは全て自分が悪い、という観念があるために、起こることなのですね。
例えば、BGMが気になって仕事ができないのなら、その状況を上司に相談すればいいのです。
相談しても上司が聞き入れてくれないのなら、耳栓やイヤホンなどを使わせて欲しいという提案をしていけばいいのです。
自分が全て悪いからという観念があれば、対策を提案していくこともできないままですよね。
理解してもらう
自分の特性を知ること
自分の観念を修正していくこと
ここに、職場で理解してもることも、楽しくやりがいを持って働くには大切なことになってきます。
そんな場所があるのかな?と思いますよね。
一つ事例をお話しますね。
Aさんは、親戚が営んでいるアルバイト先でなかな仕事に入れてもらえないときがありました。
Aさは友達に話をすると、友達がバイトしている先にこういう友達がいる。けど、ここでも問題を起こすと思うんです。と社長に話したそうです。
すると、社長は合うかどうかわからないけど、うちでやってみたらいい、と承諾してくれたとのこと。
気が付けばAさんは友達のバイト先で一緒に働くようになり、少しづつやれることも増え、笑顔も増えていったのです。
これは、だめかもしれないけど、やってみればいいよと、社長が受け入れてくれたからこそです。
それだけでAさんには、安心して働く環境ができていたことになります。
安心できるということは、心への不安や負担が減っているということになります。
心に余裕がありが、自分のできることも発揮しやすくなり、仕事がスムースに進みます。
仕事がスムースに進めば、自信が持てます。
自信がもてれば、次の仕事も覚えたいと思えるようになり、覚えることも容易にできるようになっていくのです。
・自分の特性を知って、対策をたてていく
・自分の観念をゆるめていく
・職場の人に特性を理解してもらう
ということを行っていくことで、自分にあった場所を見つけることができます。
まずは、どうせ自分はダメだからという観念、あなたの思い込みを変えていきませんか?
自分に合う場所が必ずある、と思い込んでください。
自分はできる、とご自身を信頼してください。
発達障害のあなたが本気で思っていることが、あなたの人生を創っていきます。
どうせ自分の働く場所はない。どうせ転職しつづけることになる。と本気で思っていれば、その通りになります。
なので、自分に合う場所で楽しく働くと本気で思っていきましょう。その通りになりますよ。
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