
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「うちの子は、間違ったことを言ったり、嘘をついたりすることが多くて、友達とよく揉めてしまう」
そんな悩みを抱え、子どもにどう接していいのかわからない時、
まず大切なのは、「嘘をつく子=悪い子」と決めつけないことです。
子どもが事実と違うことを話す背景には、「怒られたくない」「失敗したと思われたくない」「自分を守りたい」といった気持ちが隠れていることがあります。
また、発達特性によって記憶があいまいになったり、自分の記憶と想像が混ざったりして、本人は「嘘をついている」という自覚がない場合もあります。
まずは「本当?」と追い詰めない
たとえば、子どもが「友達にゲームを壊された」と話したとします。
実際には自分で落とした可能性があったとしても、いきなり「嘘でしょ!」と責めると、子どもはさらに自分を守ろうとして話を作ってしまうことがあります。
そんなときは、
「そんなことがあったの?」
「覚えていることを順番に話してみて」
と、落ち着いて事実を整理していきましょう。
間違いを指摘することより、安心して本当のことを話せる関係をつくることが先です。
「正直に話しても大丈夫」を経験させる
そして、正直に話せたときには、
「教えてくれてありがとう」
「分からないことを分からないと言えたね」
などと伝えてあげましょう。
正直に話しても怒られない、失敗しても受け入れてもらえる。
そんな経験が増えるほど、身を守るために嘘をつく必要は少なくなっていきます。
子どもの言葉に間違いが多いと、つい「正しいことを言わせなければ」と考えてしまいます。
そんな時に、本当に育てたいのは、間違えない力ではなく、間違えたときにも安心してやり直せる力なのです。
