
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
「ちゃんと片づけて」
「少し待って」
「きれいにして」
このような言葉で、子どもに指示をすることがあると思います。
大人にとっては意味が分かる言葉でも、あいまいな表現が苦手な子にとっては、「何を?」「どのくらい?」と迷ってしまい、動けないことがあります。
たとえば、「部屋を片づけて」と言われても、どこから始めればいいのか分からないかもしれません。
「少し待って」と言われると、どのくらい待てばいいのか状況が理解できずに不安でいっぱいになるかもしれません。
そんなときは、具体的な数字を入れて伝える方法があります。
「床にあるおもちゃを5個、箱に入れてね」
これなら、何をどれだけすればいいのかが明確です。
ほかにも、
「ちょっと休んで」
→「椅子に座って3分休もう」
「早く食べて」
→「あと10分で食べ終わろう」
「少し待って」
→「5分だけ待ってね」
というように、数字を使うと行動の目安が分かりやすくなります。
もちろん、すべての子に数字が必要というわけではありません。
大切なのは、子どもが「分からない」のではなく、伝え方が分かりにくいのかもしれないと考えることです。
「ちゃんとして!」と叱る前に、
「もっと具体的に伝えられないかな?」
と考えてみる。
それだけでも、親子のやりとりが楽になることがあります。
