
子どもがパニックになったとき
——まず落ち着くのは「親の心」から
こんにちは、
発達障がい支援センターの真鍋良得です。
発達障害のあるお子さんは、日常の中でふとしたきっかけからパニックになることがあります。
そのとき、親御さんの胸の中にも焦りや不安が広がる瞬間ってありますよね。
「どうしよう…」
「また始まっちゃった…」
「早く落ち着かせなきゃ…」
そんな気持ちになるのは、とても自然なことです。
どのお母さん・お父さんも、子どもを守りたいからこそ、焦ってしまうんです。
子どもは“言葉より先に”親の表情を感じ取る
実は、子どもがパニックのとき、
一番頼りにしているのは「親の落ち着いた存在感」です。
心理学では「ミラーリング効果」といって、
大人の感情がそのまま子どもに伝わる、と説明されています。
- 親が焦る → 子どもの不安が強くなる
- 親が落ち着く → 子どもの安心が戻ってくる
言葉で何を伝えるかより、
表情・声のトーン・呼吸の深さが、子どもの心にダイレクトに届くんです。
完璧じゃなくていい。“気づけた瞬間”が成長の一歩
「またイライラしちゃった…」
「落ち着こうと思ったのに、できなかった…」
そんな日があっても大丈夫。
むしろ、それが“普通”です。
大切なのは、
イライラした自分に気づけたこと。
それは、もうすでに一歩前に進んでいる証拠です。
気づけたなら、次は少しだけ深呼吸してみる。
それだけで、子どもに伝わる安心感が変わります。
親が落ち着けば、子どもの世界はぐっと安定する
子どもがパニックの中にいるとき、
お母さん・お父さんは灯台のような存在。
嵐の海でも、遠くで光っていてくれたら、
子どもは「あそこに戻れば安心だ」と感じることができます。
だから、完璧じゃなくていいんです。
うまくできない日があっていい。
ただ、子どもの前で“落ち着こうとするあなたの姿勢”が、
子どもの心の土台をつくっていきます。
最後に——あなたはすでに、十分にがんばっているはずです
毎日の子育て、本当におつかれさまです。
焦る日も、感情的になる瞬間もある。
それでも、もう一度子どもに寄り添おうとしているあなたは、
とても優しくて、強い存在です。
どうか、自分を責めすぎないでくださいね。
あなたが少し落ち着くことで、子どもの未来は確実に変わっていきます。
